本家真芸座 ９日夜の部✨
芝居は「愛しき日々」
捨て子を拾って男手ひとつで苦労して育てた 大工のお父ちゃん
可愛がって大切に育てて 子供もお父ちゃんに懐いていたのに
ある日突然 本当の親が子供を返して欲しいとやって来る…
新生真芸座で観た「岡崎情話」に似ている 父子の別れの哀しい物語
お父ちゃん役は梅之助総座長✨
貧しくて口は悪いが 愛情深いお父ちゃん
大五郎座長は 親子をずっと見守ってきたお父ちゃんの仕事仲間✨
花形 片岡桔梗さん✨
子供の実の親
妻の産後の肥立ちが悪く またお家騒動もあった為 泣く泣く子供を捨てたと言う
写真が無くて残念ですが お侍さんの凛々しい姿が似合っていてステキでした
桔梗さん 舞踊ショー✨
桔梗さん女形✨
花形 片岡小梅さん✨
子供の実のお母さん役
花形おふたりは お若いけど台詞まわしもしっかりしている
舞踊ショーは 曲によってイメージをガラリと変えて楽しませてくれます
そして 子ども役は９歳の志月（しづく）ちゃん
目がくりくりとした可愛〜い女の子で 無邪気に舞台を楽しんでる感じだなって思っていたら…
お父ちゃんに 自分は育ての親だから 本当の親の所へ行きなさいと諭される場面で
うつむいている志月ちゃんから
ボタボタっと大粒の涙が床に落ちるのです
ラストシーンで 実の父母に羽交い締めにして連れて行かれる志月ちゃんの頬には 涙がキラキラと光っていました
この年にして もう女優さんなのですね…
志月ちゃん 素晴らしかったですよ✨
私が子役で思い浮かべるのは はる駒座と宝海劇団ですが
志月ちゃんが大人になったら ゲストに呼んだり呼ばれたりと交流があるかもしれないなぁ…なんて10年後？（位いかしら）に思いを馳せました☺️