テセウスの船「鍋シーンをもう一度」と願った第6話   | 北マングスのラフスケッチ帳

テセウスの船「鍋シーンをもう一度」と願った第6話  

「テセウスの船」を動かす上野樹里、ぎこちなさの天才という迫真の魅力 | オトナンサー

  https://otonanswer.jp/post/60064/

 

著者 : 作家・芸能評論家 宝泉薫さんの記事です。

てるてる家族の頃からの樹里さんについて、記事を書いてくれています。

樹里さんを「ぎこちなさの天才」と評しています。

 

役者が予定調和な演技をしてしまいがちなのですが、彼女には全くそれがありません。運命を知らない人のように、戸惑い、驚き、打ちのめされながらも立ち上がります。そこが迫真のリアリティーを生み、また、このぎこちなさはせつなさも醸し出します。

 いわば、ぎこちなさの天才。こうした天然系自然体の演技は、例えば、大竹しのぶさんのような一握りの役者にしかできないものです。

 上野さんはこの稀有(けう)な魅力で「テセウスの船」の“航海”を素晴らしい冒険へと導いていく。

 

こういうふうに文筆評論のプロの方に文字にしていただくと嬉しいです。

合わせて樹里さんのラジオを聴いたりやエッセーを読むと、その「天然系自然の演技」の裏には、下準備や考察、日頃の生活の充実などさまざまなことを樹里さんがこつこつと積み重ねていると知れます。

 

昨日の6話の由紀もまさしく、由紀の自然体そのものでした。自然過ぎて感情移入が過ぎてしまいました。

最終回までにこの二人がまた幸せになってくれなければ、とても悲しいです。

 

二人が分かれるシーンは、竹内涼真さんもすごくかっこいいし、ありえないタイムスリップの話をしているのに、

説得力があり、心が経験したことを実感として話しているようでした。

なんでこんなすごい演技をできるんだろう?若手なのにすごい!と思いました。

 

渡辺Pのこのインタビューを読むと納得です。ものすごく没頭しているんだ・・・。

 

<竹内涼真>「テセウスの船」心役で「魂の芝居」 ドラマPに聞く抜てきの理由 涙止まらず…

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00000026-mantan-ent

 

樹里さん演じる由紀とのシーン、語りはほとんど心でした。

由紀は、表情と息遣いでしっかり「受け」ていて、

とても美しくロマンティックであり、ファンタジーでもあり、

ドラマでしか描けない人間の心の真実があったと思います。

 

 

 

 

 

 

どうか、神様、二人でまた鍋をさせてあげて!

 

しかし!ラストが!

犯人は確定?ドラマ公式のつぶやきなどでは真犯人がいるような・・・。

心と、由紀とお父さん以外みんな怪しく思えてきました。

まだ4話もあるのに、犯人確定するのは、アリスの棘の経験からして「ない」気がするし、、、。

来週から過去編で、また現在に戻ることはあるんでしょうか?

その時、由紀は?どんな由紀?

心は鍋を作ってくれる?

のこり1ヶ月まだ楽しめると思うと嬉しい限りです。