【愛魂プロジェクト】大河ドラマ江 30話「愛しき人よ」〜スタートライン〜 | 北マングスのラフスケッチ帳

【愛魂プロジェクト】大河ドラマ江 30話「愛しき人よ」〜スタートライン〜

ごきげんよう。京極龍子です。
まだ、やっとんたいかい!って言われそうですが、やってます

さて、あれよあれよと結婚した二人。
放送中は気にならなかっんですけど、ひっかかる

家康様「子はまだか?」
秀忠さん「励んでおります!( ・`ω・´)」
江「ゴホゴホッ」
秀忠さん、それを見て「大事ないか?」とまんじゅうを江様の口に入れる。
まんじゅうを口に入れる、、、、
まんじゅうを、、、、

介抱になってない!========怒 (ノ`Д´)ノ彡┻━┻
余計に喉につまっちゃいますから。

絵面に騙されてました。
やはりどこまでも怒Sな秀忠さんでした。

 
あいかわらず寝屋でもこの態度ですわね。



江はファンタジー大河と揶揄されましたがけど、一番非現実的と言ったらこの回ですわ!
だって、寝所に入ってきたらこんな美人さんが座っているんですのよ。
これも何度も言いましたわね...


それなのに、また図鑑ですか!ヽ(`Д´)ノプンプン


この江様の寂しそうなお顔。・゚・(ノД`)・゚・。
このへんの秀忠様のこれら冷たい仕打ちには、放送当時もかなり怒った記憶あります(笑)
何度見ても同じ感想なのは、その後のおしどり夫婦ぶりを知っていてもどこまでも江様びいきの証拠ね。

どこかで男女が食事を一緒にするシーンは、肉体関係よりもエロティックであると読んだことがございます。食べるという行為も生命としての根源だからでしょうか。
だからこそ、夫婦が別々に食べているこのシーンがやはり何回見ても寂しいのでしょうね。

寂しいシーンではありますが、江様の食べっぷりはいつもお美しい。
食べている時、口をキュッと結んでモゴモゴするからでしょうか。
そういえば、今秋、江様がお出になる「陽だまりの彼女」にもお食事のシーンが沢山出てくるらしいけどまたお美しい食べ方が見れるなんて楽しみね。


いよいよ思いつめる江様。脳内は「離縁」のことでいっぱい。


前夫、秀勝さんの形見が気になる秀忠さん。
その気持が「燐気」だと気がつかず。

で、江様から離縁を切りだされ、もやもやしているうちに。
火事だァ~~~~~~!

江様をお姫様だっこして走って助ける秀忠さん、カッコ良かったです。

これは、火中に置いたままにされた秀勝様の形見と完ちゃんの風車を取りに行く秀忠さんです。この被っているのは着物は江様のでしょうか。この柄は観た覚えはないけれど、わざわざこういう時に外に運びだすんだから、江様のかもしれないわね。

火の中を江様(女性)の着物で自らをかばいながら突き進んで行く秀忠さん。
入った部屋ではこの着物で秀勝様の形見に着いた火を消そうとします。

なんだかとても未来を示してるような場面だと思いますせんか?
この後の人生で、秀忠さんは江様に守られて戦火の戦国時代の最後の戦いを生き抜き大事なもの(天下泰平)を持って帰ってくるんですから。

書いてる脚本家さんも意図してたのかな?わかりませんけど、ただ格好いいだけじゃない場面に見えると思いましたわ。


で、江様がそこまで見抜いたのかわかりません。
でも「妻になりたい!妻にして欲しい!」と思ったということでしたわ。
このあたりの江様は三度目の結婚で子どももいて6歳も年上なのに、生娘のような初々しさ。惚れた弱みでしょうか。

で、この得意げな顔。(私の勝ちだ)こういう時の向井さんはほんとに上手いですね。


ここで初めて秀忠に抱かれます。
お市さんのナレーションで「江の生涯で一番の難産でございました」とありましたが、
ぶっちゃけ一番の難産は「嫡男」でございました(爆)何年かかったことか....


秀忠に受け入れられ満足気な江様 
今回のアイコンはやはりこの幸福感で。

やっとここが夫婦のスタートラインとなったわけでございます。
これからか幸せな夫婦で進んでいくんだと放送当時思ってましたが、
まだ秀忠さんの気持ちは決まってなかったのよね。
この後もしばらくイライラさせられました。
田渕さんはハラハラワクワクさせようと思ったのかもしれませんが。

しかし、茶々様が秀吉さんを好きになる過程が3話かけて描かれた事を考えると、いくら直情的な江様でも展開が速すぎて(;_;)あと2話くらいでじわじわ近づいて行く二人が見たかったですわね。
例えば、秀勝に実は嫉妬している秀忠さんを江様が知ってしまうとか。
江様の事をガサツ扱いしてた秀忠さんが、江の生けた花や縫った着物を見て心が動くとか、じわじわ感が欲しかったなあ。
一番美味しいおかずをゆっくり食べたかったのに、せかされて急いで食べた時のような感じが今でも思い出されますわ。

 残念ながら、この急かされたご馳走感は最後まで続いてしまうのです。
でもいいところも沢山あったのでこれからもアイコンプロジェクトを続けて行きたいと思います。よろしくお願いします。
それではごきげんよう。京極龍子でした。