マイ ハンバーガー ストーリー My Hamburger Story | まだ乗ってるよ 2012年型 KTM 200 DUKE~

まだ乗ってるよ 2012年型 KTM 200 DUKE~

ヒトめぼれ かっこいい…

2024年6月。Dukeは息子に譲り、ジクサー150がメインとなる。レギュラーガソリンでリッター50キロも走るのは変え難いね

P.J. Clarke's Restaurant and Bar 

 

トップバッターは生き馬の目を抜くニューヨークにある、全米レベルでは高級グルメバーガーです

上等なミンチの味付けは塩だけ

↑写真のTHE CLARKE (lettuce, tomato, onion)は19ドル約2,700円。幾ら良い肉でも高すぎね?なんですが、NY州の都市部の最賃は時給16ドル約2,300円 (郊外は14.2ドル約2,050円)。対する横浜市の最賃1,112円で、人気グルメバーガーは1,300円くらいですので、感覚的には同じくらいなのかな

 

ちなみに、2024年度の世界のビッグマック(BM)の価格はこちらで、アメリカは5.69ドル約820円で、日本は530円だそうですから、アメリカだと1時間の労働で3個、日本は2個しか買えません。バイト最賃と対比すると日本のBMは高いですね、または最賃が低すぎるのかな。この1時間の労働でBMが何個買えるのか?の経済的活力の指標を「BM指標」と言うそうです

 

ここは流石にNYのお店で、人気メニューのザ・キャデラック THE CADILLAC (double smoked bacon, american cheese, lettuce, tomato, onion) は25ドル約3,600円。こうなのと、もう違うものを食べるかな

番組に出ていたキャデラックが好物と言うこちらNYキャリアガール、いち物件が数億円単位の不動産セールスの戦うエリートだそうです。昔のNYワーキングガールって、LVみたいな分不相応なブランドバッグなんてあえて持たずに、質実剛健のコーチや、せいぜいラルフ・ローレンだったのに、時代は変わったもんだな~なんて観ていました

<P.J.クラークス Third Avenue本店: 915 Third Avenue, at 55th Street New York, NY 1002>

 

このブログは、みんな大好きハンバーガー。アメリカのハンバーガーを特集したNHK番組「マイ ハンバーガー ストーリー」を纏めたもので、1時間30分番組のお纏で長いですから、ハンバーガーが好きでない方はスルーしてください

 

 

White Castle
 

同じくニューヨークにありますが、こちらは低所得者の町ブルックリン。そこで一番人気は「創業は1921年のアメリカ最古のハンバーガーチェーン」と紹介されているWhite Casleです。日本だと大正10年ですね

 

四角いのが特徴の小さなパテは、ソテーされた刻み玉ねぎの上で焼かれ、良い香りの蒸気を通すための穴が開いているそうです。パンはバンズというよりも四角いロールパンかな

「The Original Slider」は一つ1ドル75セント約251円。小さいので皆んさん箱買いで食べているみたいですね ^^;

勿論、ちゃんとしたのもあるみたいですが、このオリジナルを食べたいものですね

<ホワイト キャッスル: 213-17 Northern Blvd, Bayside, NY 11361> 

 

 

Louis' Lunch

 

コネチカット州なんて日本にはあまり馴染みのない地にありますが、地理的にはニューヨークのちょっと上の方です

番組では「1895年創業のハンバーガー発祥の店」と紹介されましたが、「ハンバーガーを提供した最初のファーストフードレストラン」のようで、チェーン店としての元祖は前述のWhite Casleなのでややっこしく、このLouis' Lunchは現存する「ハンバーガー起源の店」という感じでしょうか

 

但し、こちらのは「アメリカ議会図書館によってハンバーガー サンドイッチ発祥の地として認定されており」との説明通り、いま馴染みのあるハンバーガーの丸いバンズではなく、食パンのハンバーガー サンドイッチなんですね。子供の頃はマルシンハンバーグを食パンに挟んでよく食べたものですが、これですね

それにしてもメチャクチャ中レアの焼き方がユニークで、創業以来このようなストーブで焼き上げます。これは見てみたいし、食べてみたいですね

美味そうやね~

しかし1895年創業って言ったら明治28年ですよ。古いな~ The Original Burgerは8ドル約1,150円。歴史的価値も含めてアリかな

 

<ルイス・ランチ: 261 Crown Street New Haven, CT 06511>

White Castleからも遠くはないですね

 

 

goodbeet - haddon twp

 

TVではHaddonFieldという、世帯所得の中央値が2,300万円以上という超お金持ちの集まる町にある「goodbeet」というオーガニック・レストランのビーガンバーガーを紹介しています、が、正直、どうでもいいです ^^;

 

番組内の金持ち達は「肉を食べないと健康になる」と言ってるこのバーガーの材料はビーツ主体に黒豆と他の野菜で、外はカリカリ、中はモッチリとしているらしく、想像しただけでも 食べたくない!

このCOWBOY BURGERは16ドル約2,300円だけど、2,300万円も稼ぐ連中にはハシタ金。しかし、とてもじゃないけど食えたモンじゃなさそう、なので行かないけどね

 

ただ、日本人の肉の年間消費量は一人平均45キロなのに対して、アメリカ人は90キロというのだから、極端なんだよ、肉が主食って。だから菜食主義はわかる気もするけどね

 

<グッドビート: 29 Haddon Ave, Haddon Township, NJ 08108> フィラデルフィアにあるんですね。ちなみに、フィラデルフィアがあるペンシルベニア州の最賃は隣のニューヨーク州の半額以下の7.25ドル約1,043円。これは西部地域が低所得者の工業地帯で今のラストベルトだからなのかな

NYからは車で約5時間。電車だとAmtrak特急で1時間半弱です

 

 

Solly's Grille 

 

番組はマトモな肉のハンバーガーに戻り、NYからずっと離れて、農耕牧畜の地ウィスコンシン州は特に牛肉、バーター、チーズが有名な所のようですね

「The Original Wisconsin Butter Burger」と銘打っているウィスコンシン名物の「バーターハンバーガー」は同州産のサーロイン肉をミンチにして、そこに名物のバーターをトッピングする

ビーガンのgoodbeetとは対極のスーパーハイカロリーなハンバーガーですが、ウィスコンシン州を食らう!と意味深くアリかもです

これで7.50セント約1,050円ですので、ウィスコンシン州の最賃は7.25ドル約1,043円。1時間働くとこれが食べられる。このくらいの価格がバランスが取れているのかな

 

尤も、肉が2/3lb(230g)のSollys Big Boy Burgerは $15.00で、こんなのを食べたらビックなボーイになるでしょうが、半分で良いですね

このお店がユニークなのは、オーナー(画像左のワッペンベストの人)、及びお客さんの多くがベトナム戦争の退役軍人で、週一度、早朝の集まり会があるらしい

<ソリーズ・グリル: 4629 N Port Washington Rd, Glendale, WI 53212>

遠いな~

 

 

The Hamburger Wagon

 

ソリーズ・グリルから少し南下したオハイオ州デイトン、そのマーケット・スクエアの歩道にあるハンバーガー・ワゴンです

元々は「1913年にシャーマン・コッキー・ポーターによって、大洪水からの復興にあたるマイアミズバーグの住民と赤十字の職員に食事を提供するために開店」だそうで、こんな感じのフードワゴンです

White Castle同様に小さなロールパンのような四角いバンズにパテをのせたハンバーガーですが、もの凄い特徴その1は油で揚げ焼きするので、外側はカリカリだそうです。僕のハンバーガーも下手をすると油揚げになってしまうので近いかも

 

特徴その2は、牛肉以外にナニかを混ぜているらしいのですが、ナニかは「企業秘密」で、番組内でも明かされませんでした

1つ1ドル50セント約210円のハンバーガーは、ワッパージュニア程度の小さなハンバーガーですので、こちらも皆さんまとめ買いの様です

オハイオ州最賃は少し良くて10.45ドル約1,500円です、ので1時間働くと7個食べられますね

 

<ザ・ハンバーガー・ワゴン: 12 E Central Ave, Miamisburg, OH 45342> 

↑これじゃどこだかワカランから、これで↓

ミシガン州デトロイトとかオハイオ州は自動車や鉄鋼、石炭などの主要産業の工業地帯で、肉体労働者の町でしたが、日本車の進出と共に衰退してラストベルト、錆ついた工業地帯と呼ばれるようになり、今ではその日本企業も衰退して、今度は中国企業の工場になりました。番組では、そんな移り変わる風景を見ながらハンバーガーを食べる労働者の姿が印象的でしたね

それにしても、The Hamburger Wagon1913年(大正2年)創業ですので、ハンバーガーってホントに古くからあるのですね

 

僕の子供頃、即ち1950年代(昭和30年代)の日本にはハンバーガーは存在してなく、TVアニメ「ポパイ」で、ひたすらハンバーガーとかいうナニかを食べ続けるウインピーが印象的でした

明らかに「マルシンハンバーグを食パンに挟んで食べる」モノとは違ったモノで、「いったい、どんな食べ物なんだろう…」と想像し、興味津々だった事が思い出されます

 

日本マクドナルド第1号店は1971年(昭和46年)にが銀座三越にオープンですので、僕が中3の時にテアトル銀座に映画:Let it beを観に行った1972年~1973年頃ですので、銀座のマックで初ハンバーガーを食べた記憶です。「これがあのウインピーが食べていたやつなのか…」と感慨だった記憶です

 

ここでちょっとハンバーガーの歴史のおさらい。同志社商学発行の「ハンバーガーの歴史と日米の起業家」に詳しい調査がありますが

 

「ハンバーガーの最初の発明者や,その場所については,諸説があり~」の所は面白いですね。また「パンではなく,ドーム型のバンズを使った,今日の形のハンバーガーをはじめて作った のは,1891年にオクラホマ州タルサの大農場主,ビルビー家で,ピクニックのために 作ったといわれる」だそうです

 

ドイツ系移民の労働省の中で、ミンチを焼いた故郷の料理を、手軽に食べられるようにしよう!とパンに挟んで~という発想は18世紀後半にサンドイッチがありますから、焼いたミンチを挟むのは、きっと同時多発的な発想だったのに違いないですね

 

 

Ted's Restaurant

 

胃男イチオシのハンバーガーがコネチカット州にある コレ!で「滅多にないハンバーガーを作っています


このようなハンバーガーの専門お店があるのは知りませんでした

滅多にないハンバーガーは なんと!トレーに詰められたミンチを蒸し器に入れます。チーズも蒸しちゃいます

そのチーズをたっぷりかけます (アメリカのチェダー風チーズね)

油で焼いてる間に浸み込む油はなかなかのカロリーですが、こちらは蒸しますから余分な油・脂は落ちて、焼いたハンバーガーのギトギト感はなく、さっぱりと食べられそうです

 

自分で毎週ハンバーグを作っている僕の最近のアイデアは、「最初に蒸して、最後にフライパンで焼き目をつけたらどうだろうな」でしたので、このレシピはまさしくドンピシャでした

 

だいぶ南下しましたね <テッズ レストラン: 1046 Broad Street
Meriden, CT 06450>

 

 

Kincaid's Hamburgers


ハンバーガーの旅はうんと南下して、テキサス州フォートワースまで来ました。

こじんまりとした外観の中はなかなかの広さ

アメリカでは肉牛の最高峰と言われる「黒アンガス牛」の挽肉がたっぷり230gのパテは「何でも大きい」がテキサスっ子の自慢だそうで、確かにデカい。これなら7.40ドル約1,040円出しても良いですね

それにテキサス流の豆なし挽肉のみのチリミートソ―スをたっぷりかけ、バンズには自家製マスタードをたっぷりと塗って

テキサス流のハンバーガーはパテにレタス・玉ねぎ・トマト・ピクルスにたっぷりのマスタードがスタンダードなんだそうです

<キンケイズ・ハンバーガーズ: 4901 Camp Bowie Blvd., Fort Worth, Texas 76107>

いやはや、アメリカ横断の勢い

 

 

Riscky's Steakhouse

 

フォートワース編の冒頭で、看板だけがチラッと映ったのがRiscky's。取材が上手くいかなかったのか? スルーでしたのでググってみました

創業は1927年。こちもなかなかのお店の様で、トレイルボス・バーガー (TRAILBOSS BURGERS)は100% バッファロー肉だそうす

バッファロー って水牛? 番組のこれ? と思ったら、こちらは「テキサス・ロングホーン」という品種だそうでアメリカでバッファローと言えば「アメリカ・バイソン」↓を示すんでしたね

確かに「バッファロー・ビル」が狩っていたやつはこれだ

メニューを観ると、基本のバーガーはアンガス牛のパテみたいですが、「バッファロー・ビル・バーガー」が100%バッファロー肉で16ドル99セント約2,450円。このたっぷりパテのバッファローのハンバーガーも是非食べてみたいですね

 

<リスキーズ・ステーキハウス: 120 East Exchange Avenue
Fort Worth TX 76164> 

ハンバーガーの旅も遠くまで来ましたな~

備考:<テキサス州の最低賃金が定められていないが、7.25ドルが事実上の最賃みたいです>

 

 

P-Reaux's Cajun Mudbugs & Shrimp

 

ミシシッピ州ヤズーシティ。この辺りは黒人の貧困層が多い地帯で、イメージは「トムソーヤ」かな。P-Reaux'sはそんな地区に立つ食堂なんで、こんなバラック小屋のような外観

僕はナマズのフィッシュ&チップスなんて大好物なんですが、こちらは「ナマズのフライ」バーガー、というよりもサンドイッチですかね。番外的だけど美味そうです

ミシシッピ川の周辺の名物はナマズバーガー。泥臭くニュースを追う地元記者がかぶりつく。11ドル約1,540円は高いように見えますが、これだけのボリュームですから、日本人なら2人分でしょうかね

ハンバーガーもあるのですが、店名の表すように、シーフードがメインのお店ですので、ここはこれにて割愛です

<P-Reaux のケイジャン マッドバグ & シュリンプ 124 S Water St, Yazoo City, MS 39194 > キンケイズ・ハンバーガーズからはそんなに遠くはかいですね

備考:<ミシシッピ州の最低賃金も定められていなく、そういう所は7.25ドルが事実上の最賃みたいです>

 

 

Blue Front Cafe

 

「ジミーの店のパテは、どこにでもある、市販の冷凍のパテだ」と説明が流れるが、いいのか? そんなんで?

バンズは少し焦げてるし。でも人気のメニューなんだそうだ。1個4.5ドル約630円だからかな…

前出ミシシッピ州ヤズーシティのP-Reauxから少し下った「ベントニア」と言う小さな町にあるここも、なかなか風情のあるバラックです。

ハンバーガーはナンですが、ここが有名なのは、ハンバーガーではなくて

 

ここが伝説の「ベントニア ・ブルース」発祥の地だからで、よくは知りませんが「ブルースといったらここ」的なお店のようです

 

オーナー兼シンガーのジミーさん、めっちゃくちゃ格好いいブルースを奏でるのは、ブルースの原形の一つで、この地に伝わる「デルタ・ブルース」。これ、ホンモノやぁ~

もうちょっと調べると、このジミー”ダック”ホームズさん (本名:ジミー・チャールズ・ホームズ; Jimmy Charles Holmes)は、ブルース界の大御所みたいです。御年77歳でご存命の様ですので、お元気なうちに聴きに行きたいものですね

 

しかしですね~ 日本人が一人、ここに入るにはナカナカ勇気が要りそうですな

<ブルー・フロント・カフェ: 107 E Railroad Ave, Bentonia, MS, United States, Mississippi>

 

 

The Pit Stop Sports Bar & BBQ Grill

 

やっぱり濃かった黒人の町を後にして、一気にアメリカ西海岸は北部のオレゴン州ポートランドまで北上します。一転して大都会やね

ここでのお勧めは「ザ・ディアブロバーガー」16ドル約2,340円と悪魔の値段の訳は「悪魔のバーガー」ってのはウソで、スモークしたハラペーニョをマヨネーズに溶いた激辛の「チポトレソース」の上に

パテ+カリカリベーコン+チーズ、さらに追いハラペーニョ

まさしく悪魔、食べたとたんに炎を吐くと説明があったが、激辛好きの日本人なら大したことはないと思われる

ポテト付きなので少しお得? なかなかオシャレなポテトですね

バンクーバーやポートランドは歴史的に古くから東洋人の移民が多く、この方も高校時代から30年この地に住んでいるようで、日本企業現地法人に就職されたそうです。

 

色んな人種の社員がいるのは面白い半面、苦労だそうで、2日に一度はこちらでリフレッシュするんだそうです。スポーツバーとなっていますが、人気の秘密はカラオケなのかな

 

 

<ザ・ピットストップ・スポーツバー&BBQ グリル: 10245 SW Canyon Rd, Beaverton, OR 97005> 先のコロンビア川を渡るともうカナダはバンクーバーですよ

こんな所ですよ

 

 

店名不明のお店

 

 

アメリカ大陸を巡る「マイ ハンバーガー ストーリー 」も最後のお店は、花の都サンフランシスコです。店名が出なかった理由であろう感想は最後に書くとして

 

ここのハンバーガーは凄く日本人に向いてそうなんです。なんせ、パテ、チーズ、ベーコン、目玉焼き、それにバターの効いた甘めのバンズにはサウザン アイランド ドレッシングなんだそうです

 

そうそう。マックでも売っていそうな組み合わせ、日本のグルメバーガーによくある感じですよね。僕の好みではないかな〜

 

この「ハングオーバーバーガー」は18ドル約2,520円ですが巨大ですね

ちなみに、カリフォルニア州サンフランシスコ市では時給18.67ドルで、主要ファストフードレストランで働く従業員の最低賃金が時給20ドル(約3,000円)だそうです、凄いな

 

店名も場所も不明ですが、サンフランシスコのカストロ地区にあるみたいです

およそ6,550マイル、約10541キロ、98時間の旅でした

以上、近年は、たまたにしか食べなくなったハンバーガーですが、いつかまたアメリカ旅行する時のために残したブログでした

 

 

マイ ハンバーガー ストーリー 

 

1980年頃のお話、滞米時代は食べ盛りの若者でしたから、おやつ代わりにハンバーガーを食べましたが、フィラデルフィア時代は、街中のマックやバーキンとかたいして美味しくもないハンバーガーしか食べてないので、好物でもなかったのですが

 

観光方々移住したLAでは近くのアメリカンダイナーによく行き、ハンバーガー、フライドポテトとコーヒーで確か3ドル弱、約540円くらいでしたので、日本だとおにぎり+味噌汁とかラーメンを食べる感覚だった、と言う記憶です(店は変ったかもだけど多分ココ Te Hat)

1980年代初頭のBMは1ドル50セント約270円程度で、マックの時給は3ドル程度(約540円)だったそうですから(※当時の1ドルが180円として)、30分のバイトでBMが1個食べられたのですね

 

番組では行ってみたいお店がいくつかありました。横浜の本牧の通りにはVFW(VETERANS OF FOREIGN WARS)↓という米軍退役軍人クラブ(バー)があって

顔なじみの僕は入れたけど、原則日本人立ち入り禁止の治外法権のお店でした (本物のジャックポッドとかもあったし)。VFWは根岸ハイツの現役兵士(バイク仲間とかも)の他、日本で退役したベトナム戦争の元軍人が集まる所でしたので、先輩の方々とはよくお話しさせて頂きました。だから、このSolly's Grilleにもぜひ行ってみたいものですね

 

マイ ハンバーガー ストーリー の締めくくりとして、我が家がイチオシのハンバーガーはストーブス。横浜駅西口から5分ほどにあるアメリカンなバーなのかな。ハンバーガーが食べに行きたい!というとここしか選択肢はないですね

ハンバーガーも美味しいけど

フィッシュバーガーは日本一美味しいのですよ

ハンバーガーもフィッシュバーガーもほぼ値上がりはせず、1,130円。1時間バイトするとこれが食べられる訳ですね(笑)

ドリンクは付いてないので、ドリンク付きだと2,000円弱ですが、他に代えがたいものがあるのですよね

 

 

ついに店名らしきものは出てこなかったお店についての考証

 

最後のお店を紹介したのはサンフランシスコのLBGTの方々で、だからなのかな? お店を推測できる画像はこれだけ。サンフランシスコのカストロ地区というLBGTの方々が集まる地区にあるバーらしいのですが、探しても全くどこだか掴めませんでした

あえて隠したみたいです。番組にはなんか隠された意図があるのか、なにか問題提起をしたかったのか?

 

そう言えばお客さんたちの層ですが、NYではキャリア成功組の富裕層、同じNYでもブロンクスでは都市部の低所得者層、フィラデルフィアでは地方都市の超富裕層で

 

オハイオとかは錆び付いた工業地帯の低所得者層、テキサスでは白人の中流層、ミシシッピでは南部の白人中流層と、マイマリティーの黒人の貧困層がお客さん、というのがそこでの経済の根底にあり、それぞれのストーリーを作り出している

 

テキサスとミシシッピでは銃社会に対する意識とか問題点とか聞き出しているし、最後のサンフランシスコで性的マイマリティーのLGBTの人たち

 

つまり、アメリカでハンバーガーだけ取材したんじゃただのグルメ番組だよね? 

 

なんか社会的問題点を背骨にたロードムービー的なものにしない? とか、制作側の意図が働いたのだと思う

 

改めてググると、初回放送の2023年には次の様に分割放送されたみたいで、不思議な事に語りが萩原聖人さん版とケンドーコバヤシさん版があるみたい。番組はぺンシルベニアの16歳の少年が歌うハンバーガーの唄で始まる

 

第一話「ニューヨーク 夢と現実に挟まれて」 戦うエリートのパワーランチは豪華ハンバーガーだ。一方、わずか8キロ離れたブルックリンでは成功を夢見るラッパーが庶民のハンバーガーにかぶりつく。第一話だけYoutubeにアップされてますね

 

第二話「アメリカ中西部 それは人生の味わい」名物のバターたっぷりハンバーガーを楽しむ人たち。屋台の揚げバーガーは元機械工にとって亡き妻との思い出の味だ

 

第三話「アメリカ南部 誇りと魂」南部テキサスにはカウボーイをうならせるハンバーガーがある。ミシシッピ川の恵みナマズバーガー。ブルースの苦みしみこむハンバーガーも

 

第四話「アメリカ 幸せを探し求めて」サンフランシスコでは色々な具材をつめこんだ賑やかハンバーガーが人気だ

第四羽のサンフランシスコのお店だけ店名を伏せていました。LGBTの人たちに敬意を払い店名は出さなかったのかな。しかし、日本人同士のなら、ここまでの露出をしないと思う。外国人ならいいのか? なんか差別を通り越した区別ではないのかね、と思ってしまった

っと、幕切れのお店の構成としてはナンダカナ…でした

 

深い内容もあったけど、これがライダー目線で制作したら、もっと楽しい、ワンダホーな番組になったんだろうな~ なんて思うと凄く残念な構成、は、 NHKらしいか

 

でもね、テキサスでインタビューしたトランプと同年代のカウボーイの皆さんが「銃は持ってるよ、見せようか? だからってボウリング場や学校で乱射なんかしないよ(笑)」と。続いて銃社会の問題についてのインタビューでは

「銃は俺たちの象徴であり権利なんだ。ただ問題があるのはわかっているし、今さら銃を規制したり、登録したからって解決しない事もわかっている」

 

「問題をどう解決したらばいいか、どうしたらいいのか、わからないんだよね」

 

銃問題でのインタビューで、こういう分別もある年齢層の人たちが、こういう答え方をしたのって、かなり珍しいかもで、「どうしたらいいのか、わからないんだよね」っていのが本音なんだろうなあ~と思いました

 

というのが分かったりして、ただのグルメ番組だけではない、アメリカの、なかなか深い現状を垣間見られたりした、なかなかの番組でした

 

なんだよ? 結局、褒めてるのか?!(笑)