世界最高峰オートバイロードレースのMotoGPの最小クラスのMoto3、中量級のMoto2に中国オートバイメーカー「春风动力」がスペインのチーム(監督はJorge Martínez Salvadores)を雇って、CFMOTO Inde Aspar Teamとして参戦し始めた。先のカタルーニャGPではMoto2でジェイク・ディクソンが3位、Moto3ではまたまたダビド・アロンソが優勝
中国の潤沢な資金はほんとに凄い。今はそのスペインチームに資金投入しているだけで中国人エンジニアとかは居ないし、GPマシンはKTMだから製造技術はないが、そのうちに技術やマネージメントを「習得」していくのだろう。残念ながら日本の4大オートバイメーカーにこの勢いは無い
PIRELLIのニュースを要約すると「ピレリ株の最大株主の中国中化(シノケム)は870億円相当の持ち分売却へ」。それでもピレリ株の約37%を保有する最大株主らしいが
背景には「イタリア政府は昨年、安全保障上の懸念からピレリに対する中国系株主の影響力の制限に動いていた」のだそうで、「ゴールデン・パワーと呼ばれる民間企業への政府介入権限を内閣が行使したと発表した」と報じられた
安全保障上の懸念: 理由の一つとして「ピレリのタイヤに搭載されたセンサーが収集する情報に対し、シノケムからのアクセスを制約するため」だそうだ
タイヤ後時に、そんなシステムがあるの?
どうもこれらしい
こんなものにまで、こんな情報にまで中国がアクセスできるって、怖い時代になったものですな
まあ、いずれにしても、オートバイタイヤでロッソシリーズをCCC規格(中国国内向け規格)で製造するのは止めてもらいたいね
オマケ:中国人の学習
2021年?~2022年?頃のCF Motoのマシンには漢字文明である中国の主張があった。カウルの目立つ所に「京○汽○」、これの意味は日本人には分からないが、なんだ?と思ったね
少し押さえてカウルの下側「快手 TMALL 天猫」。これは中国のECモールなのかな。これは気づかなかったな
そして2024年、ついに漢字が無くなった
たぶんスペインチームが、「あのさ、あのカウルにあるカンジ、止めない? MotoGPはヨーロッパのモータースポーツ、アルファベットじゃないと違和感アリアリだよ!」
「なんでじゃ?! 我が国の文字を否定するのか?!」
「いやいや、世界のHondaやYamayaはがホンダとかヤマハとか書いてないっしょ? 世界を目指すならそういうの止めなよ!」
「なるほど、わかった、京○汽○も快手 TMALL 天猫も止めるわ!」
となったとか(笑)