どうもどうも!
今回は痔の手術をする前に観に行った映画です。

いや~手術する前に行っておいてよかった!
まともに座ってられないもん!

いつもどおりネタバレがありますので未視聴の方は、
以下の閲覧にはお気を付けください。




『アンダー・ザ・シルバーレイク』


主演のアンドリュー・ガーフィールド目当てで観に行きました。

9月公開のブレスに続き、二作品主演でファンとしては嬉しい限りです。

 

さて、肝心の映画の感想ですが……




何も理解できませんでした。
面白いのか、面白くなかったかもわかりません。





この映画の感想をSNSで検索すると割りと肯定的な意見が多いですけど、
もっと否定的な意見もあってしかるべきじゃないでしょうか。

ネット上で肯定的な意見と否定的な意見をぶつけ合って、
この映画の感想がごった煮状態になることこそ監督の狙いのように思います。


内容は、現代版ふしぎの国のアリス。
ただし主人公のサムは夢破れ、働くことを放棄した男です。

白うさぎ(劇中で“ラビット”が登場します)を追うように謎を追い、
謎を追った先でまた別の謎に出くわし、
現実と虚構の間で恐ろしい目にあったり、楽しい目にあったりします。

広告では悪夢版ラ・ラ・ランドと言われていますけど、
サムのことをミアに出会えなかったセブで、セブに出会えなかったミアだと思うとしっくりきます。

ミアを演じたエマ・ストーンとアンドリュー・ガーフィールドが元恋人同士なのもあって、
すごくハマってるキャスティングの気がしています。
劇中では二人の出演作であるアメイジングスパイダーマンのコミック誌も登場しますしね。

様々な作品のオマージュやらモチーフがバンバン出てくるので、
それがわかる人には本編ストーリーを楽しむ以外の楽しみ方もあると思います。

わたしは全然わかりませんでした!

この監督の前作品であるイットフォローズでもそうなんですけど、
青は安全や安心(生)の色赤は危険や不安(死)の色って使い方をしています。

で、劇中に謎を追いかけだすサムは赤シャツ青ジーンズを着るんですけど、
鑑賞中は「スパイダーマンだ!」ってキャッキャッしてました。

でも改めて考えると、
謎を追いかけて危険に突っ込む頭(上半身)は赤、
女性とのセックスに興じてつかの間の快楽に癒される下半身は青って比喩なのかな~とも思います。


まあ、この映画のこと全然わからないんですけど。


とまぁ、わからない尽くしの映画だけど、
監督のメッセージ性はびしびし感じる映画なので、
賛否両論ある映画だと思います。

ぶっちゃけ自分はこの映画を正直に「好き」「面白い」と肯定的に言える土台には足ってません。

ラ・ラ・ランドと一緒に観てほしい作品でした。




『スカイライン:奪還』


一作目を新宿バルト9で観て、
二作目も新宿バルト9で……バルト9はスカイラインの聖地ですね。

一作目は「なんじゃこりゃ????」って終わり方をしましたが、
二作目では一作目で広げ過ぎた風呂敷を頑張って閉じてくれたので、もうそこだけで100満点です。

なおかつ、「やりたいこと全部詰め込みました!イェイ!」感がすごいです。

前半はスリラー要素満載の脱出劇、
後半は打って変わってのアクションバトル。

その中にも様々な要素が散りばめられ過ぎているので、
よくもまぁこの映画をエンディングに持ってったなって感動さえ覚えます。

アンダーザシルバーレイクもスカイラインもどちらもPG15ですが、
アンダーザシルバーレイクはセックス描写とグロがバランスよく(?)あるのに、
スカイラインはグロだけでPG15成分を回収していく潔さ。

でも悪趣味なグロと言うより、
戦いでグロいところカットしなきゃそういうことになるよねっていう必要性のあるグロさ。

グロいシーンを映す必要があるのか?って言われたら劇中は正直ないんですけど、
このグロがあることでラストのエンドロールでいい意味で映えてくるんです。
もうすっごくバカ。愛おしきバカ映画です。

銃でなかなか倒せないエイリアンを近接格闘で倒すって言うね。
やっぱ人間の最高の武器は鍛え上げられた肉体なんだよなぁ……。

グロが平気でアクション映画好きな人にはおすすめです。
一作目は観なくてもいいけど、一作目を観てるとより楽しめます。

でも一作目はおすすめできません。2000年代のザ・マミー枠です。


すっごくどうでもいいですけど、
一作目、二作目どちらも登場人物がやたら海に逃ようとするんですよね。

エイリアンがいないからって。


エイリアン、空飛んでるから追いつかれると思うんだけど……?


これだけずーっと気になってます。
字幕の問題????
英語が聞き取れればちゃんと納得できる理由になっているのでしょうか。

タイトルどおり、痔の日帰り手術をしてきました。
昨今流行りの注射方式ではなく、
レーザーで切り取る方式です。




痛い!!!!!!!!!!




手術自体は痛くないんですけど、
手術前の麻酔と術後直後から凄まじい激痛が!

まず麻酔。
尾てい骨に謎の物体をぐりぐりと注入される痛みで「もう入りません……!」と半泣き。

しかし看護士さんから、
「この手術で辛いのは麻酔と点滴だから、あとはもう楽ちんですよ~」
と言われ、ほっ。

点滴自体は麻酔をする前にやっていたんですけど、
針の刺さり方が悪かったのが今までしてきたどの点滴よりも痛かったです。

でもね、注射した後だけ痛い麻酔と、
その後もずーっと痛い術後を比べたら術後に軍配が上がりますよ……。

手術終わって目が覚めたら激痛。
なおかつ、
「はい、お部屋に戻りましょうね~」って自分の足で歩かなければいけない拷問。

脂汗はびっしょりだわ、痙攣は止まらないわ、
熱いんだか寒いんだかよくわからない中でベッドの上でのたうち回ってました。

その痛みの中でさらなる悲劇が……。

わたしは日頃から頻尿気味で、
点滴をするとすぐトイレに行きたくなるんですけど、
括約筋に無意識に力が入ってしまうせいか、
凄まじい尿意がするのに全然出せないという苦しみのマリアージュ。

強烈な尿意とお尻の痛みで悶える様があまりにも哀れだったのか、
尿道にカテーテルを入れてもらって採尿することを提案していただきました。

その結果、お尻も痛いし、尿道も痛い。
下半身を引きちぎりたいと思うような痛み。

採尿が終わってカテーテルを抜いたあと、
点滴によって補充された尿がまた我慢したがたい尿意を生み、
再び突っ込まれるカテーテル。


一日でおおよそ一年分くらいの痛みを味わいました。


二時間後、痛みがようやく我慢できるくらいになった後、
先生から切ったいぼ痔を見せてもらいました。


三つ。三つあったよ。
三つも身体に生えてるもの切ったらそりゃ痛いよ。



あまりにも強烈だったので思わず、
「写メ撮っていいですか?」
と聞いたら、

「みんなそう言います」
と言われました。

そりゃそうでしょうね笑

さすがにグロいのでブログにあげるようなことはしませんけど、
暇なときについつい眺めてしまうような不思議な魅力がありました。

人間の身体は不思議だ。

どうもどうも!
すっかり新作話題映画感想ブログと化していますが、
例によって今回も封切りされたばかりの話題作の感想です。

ネタバレ満載ですので、
これから鑑賞予定がある方は閲覧にお気を付けください。









『イコライザー2』

……の感想の前に、

前作のイコライザー1について軽くおさらい。

イコライザーシリーズを簡潔に説明すると、
必殺仕置き人です。
もともとは米国でドラマ放映されていたシリーズの設定を大幅にアレンジし、

映画用脚本にしているらしいです。

昨今の映画界では時代が時代なのか、
MARVELのヒーローものに代表されるように
『どちらも正義』もしくは『報復には報復を』がテーマになっている作品が多くなってきました。

大切な人を守るためにやむなく暴力をふるうことになったら、
自分も別の誰かに暴力をふるわれる対象になる。
見る側から見ればどちらも正義でどちらも悪になるという、現実にもありうるテーマ性です。


が!

イコライザーについては、

『善の人間(弱者)を救うために暴力を振るい、報復に来た相手も暴力で黙らせる』

という腕っぷしですべてを解決する勧善懲悪(?)ものです。


一作目は主人公があまりにも強すぎて、

ラストには「かっこいい……!」って言いながらゲラゲラ笑ってしまいました。

とにかく規格外に強い。強すぎる。

強すぎてピンチらしいピンチがありません。

 

しかもラストのマフィア軍団との決着シーンは、

今まで主人公視点で進行していたのになぜか悪役視点に変わり、

主人公の奇襲に怯えるような画面作りになっています。

完全にスプラッタ―ホラームービー。

圧倒的暴力の前には金も武器も意味無かったよ……。

 

だけどこの映画、ただ暴力がテーマになっているわけではなく、
主人公の暴力性が開花するまでの日常シーンの静けさ・貯めがあるからこそ、
バイオレンスシーンが必要性のあるものになっています。

むしろ一番面白いのが(interest的な意味で)日常シーンです。
深夜のダイナーで、

妻を失った初老の男と娼婦の少女が、

些細なことをきっかけに少しずつ仲良くなっていく静かな時間の雰囲気……本当に堪りません。

笑いと爽快さと残酷さと狂気に満ちた一作目は、まさに傑作だと思います。



そして、本題のイコライザー2
前作の単純明快路線とは異なり、
ややサスペンス色が強くなっていました。

前作では倒すべき敵が最初からはっきりしましたが、
今作では話が進むにつれていくつかの事件の大元の犯人が浮き彫りになってくる形式です。

前作もそうだったんですけど、この監督は
『サブプロット(本筋とは関係の無い小話)だと思っていたものが実は本題でした!』

って脚本が得意なんでしょうか。

一見関係ないように見える複数の事件が、
最終的にはすべて繋がって一本の話になる感じ。
前述した「一作目で一番面白いのが日常」というのも、
日常シーンで描かれる出来事が結果的にラストで収束するからです。

当然今作でもこの手法が使われているわけですが、
前作と違ってすべてのサブプロットが本筋になっているわけではありません。
そのせいか、ちょっと話が散らかっているように見えてしまいました。
本筋っぽいのに「実は本筋とそんなに関係無いよ~」ってフェイク的な事件もあって、

一瞬混乱してしまった場面もありました(わたしの知能が足りてないだけもしれない)

ですが冒頭で話したとおり、
今作はサスペンス色強めのストーリー構成です。
散らかっているように見える話は真犯人にたどり着くまでのブラフにもなっているので、
「見せ場のシーンを無造作に詰め込みました!」ってわけではなく、ちゃんと意味があります。

前作の単純明快さを期待しているとちょっと肩透かし食らっちゃいますけど、
こういう路線も悪くないじゃんと思える範囲での散らかり具合です。


でもですね、この映画……
予告編でおもいっきりネタバレしてるので肝心のサスペンス要素がほぼ機能してないんですよね……。

本編でも真犯人が唐突に犯人面し始めないよう、
ところどころで気を遣いながら犯人っぽさをにおわせているんですけど、
予告編で「犯人こいつ!」って言われてるようなものなので怪しすぎてアホっぽく見えます。

あと前作の良さでもある、銃を使わずにそのへんにある日常品を創意工夫でころしの道具に変えるおもしろ要素が少なくなっちゃったのもなんだかなぁ感でした。


結論。

一作目が面白すぎたので、それと比べると劣ってしまう二作目でした。
でも個人的に今年観た映画ではトップクラスに面白かったです。

冒頭で主人公のマッコール(タクシー運転手)が様々なお客さんを目的地まで運ぶシーンがあるんですけど、
戦地に向かう軍人の青年との短い会話がすごく良くてじんわりと涙ぐんでしまいました。

でもなぁ、やっぱ一作目のロシアンマフィアが待ち構える敵地にバスの乗り換えと徒歩で赴くマッコールが面白すぎて、
自分で車運転するのはかっこよすぎちゃうんだよなぁ。



主人公以外にも一作目で登場するキャラクターはいますけど、
一作目を観なくても観られる映画ですので、
強すぎるデンゼルワシントンを観たい気分の方におすすめです。

『スター・ウォーズ』をハイペースで作り過ぎたのは間違いだった…ディズニー会長認める
 

ローグワンくらいから宇多丸師匠が言ってた。


当ブログではハン・ソロ評のときに触れましたね。

たぶんマーベル映画の後追いをしたかったんでしょうけど(SWもマーベルもディズニー配給なので)、
スターウォーズのファンって比較的新しめのマーベル映画のファンと比べると年齢層が高めなので、

スターウォーズ疲れもやむを得ないかと。

もちろん新規のスターウォーズのファンもいますが、
1970年代に製作された映画のファンになる人たちって映画を好んで観る層が大半です。
マーベルのヒーロー映画を「面白そうなアクションだから観に行こー」って観る層よりも映画を見慣れている人が多いので、
それなりの映画だと評価もそれなりになってしまい、
他の優れた映画作品に埋もれてしまうのではないでしょうか。

ただでさえ今は昔よりもSF映画が多いのだから、
時間が足りない現代人にはわざわざ予習が必要なスターウォーズより単品でストーリーが解決する他のSF映画の方が魅力的です。

それでもSWが好きなことには変わりませんので、
今後も面白い作品が登場することを願っています。



でもEP8は絶対に許さない。




さて、話は変わって『死霊館のシスター』を鑑賞してきました。

今回はいくつかネタバレに触れますので、
鑑賞前の方は以下の閲覧をお控えください。









死霊館は実話を基にしたホラー映画シリーズです。
わたしは一作目だけ観たことあったのですが、
当時の感想は地味なXファイルという印象でした。

実際に体験したら怖いけど、
映画で観るにはちょっと地味。
その後の続編に関しては呪いの人形が悪さをするみたいで、
もうちょっと動きがありそうですね。


で、今回の新作は完全にフィクション。
そのためか、一作目よりもやりたい放題してました。
やりたい放題した結果、ツッコミどころは多数増えたけど、お化け屋敷だと思うと悪くない。寧ろいい。いいぞ!

石造りの不気味な修道院という雰囲気でビビらせつつ、
くるぞ~くるぞ~が高まった後に肩透かしやフェイント無しでちゃんと驚かせてくれてすごくよかったです。

雰囲気大事。
ちょっとした小物の影が人に見えるか見えないかって感じのおどろおどろしさが画面に常に緊張感を持たせてました。

ただ、その驚かせるシーン、
『人物の背後から突然手がバーンって飛び出して顔を覆い隠す』
ばかりだった気がする。
印象的なだけで実はそんなに無いかもしれないけど、ちょっと気になりました。

もう一つ。
この映画の序盤で神父が家畜小屋に近づくシーンがあるんですけど、
そのときに登場人物の一人が鼻をハンカチで覆って顔をしかめてるんですよね。
ところが死後数週間の遺体に近づくときや、埃だらけの部屋に入るときに臭いを気にしている人物は誰もいません。
そのため、一部のシーンの作り物っぽさが浮き彫りになってしまっていました。

確か一作目だと「悪魔は悪臭を発する~」みたいな説明があったと思うんですけど(違ったらごめんなさい)
今作で一作目や他シリーズとの繋がりを見せておきつつ、

悪臭への言及がないのはもう一歩フォローが足りてないかなって思います。

あとは細かい設定の矛盾やツッコミどころは置いておき、

ホラー映画はグロがなくてもちゃんと怖くなるって示してくれたので個人的には大満足でした。
少なくとも去年公開されたイットよりは面白かったです。

ホーンテッドマンション(映画ではなくアトラクションの方)が好きな人にはおすすめ。

死霊館ってシリーズの続編だよ~ってことだけ知ってれば、シリーズを観る必要は特に感じませんでした。

どうもどうも、ご無沙汰しております。

今回も最近観た映画の感想です。
例によって例のごとくネタバレがありますので、
鑑賞前の方はお気を付けください。




『アントマン&ワスプ』

アントマンの二作目。
アントマンの一作目は、個人的にはMCU作品の中でも面白かった指数はかなり上位です。
それと比べて今作は、笑えるシーンは増えたけど全体的に見るとパワーダウンしていました。

今作はタイトルどおり、主人公は二人。
その中で「達成しなくてはならない目的」を持っているのはワスプ(ホープ)です。
前作の主人公であるアントマン(スコット)は、一応目的があるとは言え、ワスプの補助的な位置になります。
単純に主役級が二人になったことと、その目標の達成に温度差があることで盛り上がりはやや欠けたように思えました。

それに加え、アントマンシリーズの魅力と言える、「意思を疎通しえない生き物とのコミュニケーション要素」が今作にはありません。
ジュラシックワールドシリーズでラプトルにも言えますけど、
犬・猫と言った親しみのある生き物ではなく、
恐竜や巨大蟻と言った普通の映画なら脅威になりえる存在と奇妙な信頼関係を結び、

使役することへの感動が一作目にはありました。
当時一緒に映画館に観に行った虫苦手な友人が、
たった一匹の蟻の死に深いショックを受けていたのもわたしには印象的でした。

しかし今作の蟻は名前はつけられるものの消耗品です。
むしろ名付けられた蟻は死ぬくらいの使い捨てっぷり。

その使い捨て精神に随伴するように、
スコットの親友のお騒がせキャラ・ルイスの無駄遣いっぷりが酷い。
確かにマイケルペーニャの登場シーンは全部面白いんですけど、
主役の二人以上に面白くて魅力的なので本筋がどうでもよくなっちゃいます。
彼はあくまでもサポートキャラに徹するから輝くのであって、メインにどかんと腰を据えられると“くどさ”すら覚えました。

軽く観られるアクション映画としては評価したい……ところなのですが……!

単体で観られる前作と違って今作は、
アントマン一作目、シビルウォーキャプテンアメリカ、アベンジャーズインフィニティウォーを視聴している前提になっています。
そのシビルウォーとインフィニティウォーを観るためにはアベンジャーズシリーズのある程度の知識が必要になってくるので、

鑑賞難易度は高いのではないかと……。

鑑賞特典のポスター
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『ブレス』

賛否両論ありそうな実話を基にした闘病映画。

今年観た実写映画で一番良かったです。
男女のイチャイチャシーンが素直にもっと観たいと思った映画はこれが初めてです。

映画の本編自体は、観た人に複雑な感情を齎す終わり方です。
しかし本編終了後に流れるご本人の映像と、

一つのサプライズでこの映画の本質を悟ったときに涙が止められませんでした。
サプライズについてはちょっと調べればすぐにわかってしまうことなんですけど、

敢えて何も前情報を入れずに観るのがおススメです。
劇中、明らかに薄く描かれているキャラの真相が判明します。

この映画については言いたいことが山盛りにあるんですけど、
纏めるのが難しいのでさくっと終わっておきますね。

あ、パンフレットがめちゃくちゃおシャンティです。
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『MEG』

ステイサムVSサメ

こんなの絶対面白いだろ!!と楽しみにしていたんですけど、

思ったより面白くなかったです。

期待値が高すぎたのかもしれませんが、

サメ映画としてもステイサム映画としても中途半端で残尿感があります。

サメ映画ってB級、大作にかかわらず、
「いつ・誰かが・どこで・どうやってサメに襲われるかわからない緊張感が」
が、常に付きまとっていて、そのスリルを楽しむものだと思っています。
だからサメの幽霊だの空から降ってくるサメだの、奇襲性を備えたサメ映画が昨今量産されているのだろうし。

ところがこの映画はシーンがぶつ切りです。

サメから逃げました~ブツッ
サメを倒しました~ブツッ
またサメが出てきましたけどなんとかしました~ブツッ

「今はサメに襲われないな!」っていい感じの音楽が流れる休憩シーンが多すぎるんですよ。
誰かが死にそうになってて、「死んじゃダメ……!」なんてお涙ちょうだいシーンでサメが襲ってくることは絶対にありません。
そこは瀕死のやつも泣いてるやつも二人揃って食われるからサメ映画は面白いのに。

船の上で海を背にぺらぺら喋ってるキャラがいたら食われると思うじゃないですか。食われませんから。
その代わり、登場人物たちはやたら船から転落します。船からご丁寧に落ちて見えなくなったところで勝手に食われてます。

この映画、チャイニーズマネーで製作されているのですが、
中国は残酷描写にすごく厳しいので、グロシーンを極力映さない工夫がされています。
グロだけが恐怖とはまったく思わないので見せない工夫をすることはいいんですけど、
それにしても緊張感が無さ過ぎる。

シーンごとに切り分ければ面白いところもあったんですけど、
いかんせん退屈なシーンが多すぎます。

冒頭三分くらいのステイサムが事故に遭った仲間を救助するシーンで、
怪我をした仲間を米俵のように肩に担ぐシーンが一番面白かったです。