の続き
次は
皇室の視点からみた伊勢神宮
斎王歴史博物館へ
斎王は未婚の内親王や女王から
卜定(ぼくじょう:亀の甲羅で占う)
により選ばれます。
選ばれると宮中の書斎院や
野宮神社などで3年程の潔斎生活の後
伊勢へと向かいます
神に仕えるものになる為に
本当に凄いです。
斎王歴史博物館に到着して
まず、斎王の映像を見ました。
8歳で斎王に選ばれた後朱雀天皇の
良子内親王の話でした。
先程の潔斎生活を終え、
京を出発する前に天皇と対面します。
天皇は「都の方におもむきたもうな」と
声をかけて斎王の髪に櫛をさします。
『別れのお櫛』という場面だそうですが
斎王がその後、振り返らずに
部屋を出るシーンはつらくなり
(振り返ってはだめだそうです。)
お役目とはいえ、
振り返らないそのこころ
なんとも言えなかったです。
ついつい自分と照らし合わせてしまいます。
自分の子どもがそうなったら、
自分が行く立ち場だったら。
そんなことはありえないのですが
それを考えてしまう程辛かった
その後の京から伊勢へと向かう
斎王群行のシーンも興味深く
それはもし、行かれる方のための楽しみに😊
その後は
展示室へ
出発は赤の光のところを東南(右斜め下)方向の伊勢へ
京へ帰るときは
2ルートあります。
・譲位の時
赤ルートで戻り、京を横目に
難波津(大阪湾辺り)へ向かい
京へと入ります。
・崩御の時
黄色のルートで戻り、
同じく難波津から京へと入ります。
赤ルートは現在の京都から伊勢までの
道路とほぼ同じ道
黄色は電車とほぼ同じだそうです
そんなことを感じながら
訪れるのもいいですね
天皇の代わりとなり
伊勢神宮に仕えるための斎王さま
代替わりならまた会えますが
崩御となれば
別れのお櫛以降会えないということを
意味するんですね
その立場、お役目を背負うことは
測り知れません。
家族一緒に過ごせて笑いあえるひとときが
本当にかけがえのないものに感じました💖
そして、斎宮歴史博物館を出る時
バスを見送りに外まで出てこられて
見送って下さった学芸員さん。
ありがとうございました✨
この学芸員さんのお話
とっても楽しかったですよ✨
次はいつきのみや歴史体験館です。
いつもありがとう💕