高3の娘が歯の矯正治療をする事になった。
以前から歯並びには悩んでいた。
小学校高学年の頃、矯正専門の歯科に相談に行ったことがある。
離婚前の話なので元夫も一緒に。
その頃の主流だったのか、その医院の方針だったのかは不明だが、夜間にヘッドギアの装着が必要な事、歯の方は目立たない装置を選んだとしてもとても違和感がある事などに加え、本人の痛みに対する不安もあり当時は断念した。
最初から元夫は矯正には反対。
私とは価値観が全く違う。
元夫は、歯並び位、贅沢な悩みだと思っている。
確かに容姿の悩みは当事者にしか分からない部分がある。
悩んだ事が無い人には理解できない。
私自身も歯並びの事で子供の時にからかわれて深く傷ついたことがあるから娘の気持ちに寄り添いたいと思ったていた。
↑この歯科で相談してみた。
100万円を超える高額だけど…
指定校推薦で進学しようとしている娘は通塾していない。
息子の通塾には年間80万円程かかっていた。
その分を矯正に充てると思えば費用面での気持は治まる。
離婚したからできた決断。
娘は
「お父さんがいたらこんなの許してもらえなかったよね。本当にありがとう。」
と言う。良くわかっている。
大学生の間に治療が終わり就職活動の頃には綺麗になっている予定。
また一つ『離婚して良かった』と思える事が増えた。