子供達に蕁麻疹や発疹が出ると

「お前の作る食事の栄養バランスが悪いから」


風邪を引くと

「服や室温をちゃんと見ているのか?」


何があっても私が悪いという結論。


息子は幼い頃、小児喘息だった。(←今は完治しています。)風邪をきっかけに気管支炎や肺炎になりやすい。少しの咳でも小児科に連れて行かなければならず、それが憂鬱だった。


そんな状態でも元夫は部屋で平気でタバコを吸う。

何を言われるか何をされるかわからない恐怖で部屋で吸わないでと言えない。


息子の健康よりその瞬間の私の心の平和…先の事も私以外の人間の事も考えたくない、どうでもいい、何も考えたくない…そんな毎日だった。



●息子が小2、娘が年長クラスの頃の話


息子が発熱。学校を休ませていた。

具合が悪く嘔吐を繰り返していた。


夕方、元夫が帰宅。

あまり機嫌がよくなさそうな嫌な予感。


日頃、私は娘に「お父さんが居るときはニコニコしてね」と言い続けていたので、帰宅して部屋に入った元夫に反射的に、娘が笑顔で「おかえり」と…


瞬間に元夫の怒鳴り声。


「お兄ちゃんが苦しそうにしているのに何を笑ってるんだ?お兄ちゃんを見て何も思わないのか?」


タイミングが悪すぎた。幼稚園児には難しい。

娘は何も悪くない。


それは違うと割って入る私の言葉は元夫の耳に入らない。娘を責め続けている。


小一時間で治まるだろうか?自然鎮火までの時間を予測して現実逃避する私。


子供達を守れない事に自己嫌悪。

自己嫌悪を感じる自分は正常だと言い聞かせて自分を守る。


そんな中、息子も娘も奇跡的にまっすぐ育って今のところトラブルもなく過ごしている。

家庭内以外で関わった私の両親、学校の先生、友達には頭が上がらない。