これも世の流れかな | 多弦Gutarist Tominha の部屋

多弦Gutarist Tominha の部屋

10弦・11弦という普通派では見ることがない多弦なギターを弾くギタリストTomonari.Cのブログ。音楽はもちろん、映画やら小説やら政治やら、思いつくままに書き連ねています。

夕方、ギターのリペアで上野方面に出かけた後、池袋でCDでも物色しようと思い東武メトロポリタン館のHMVへ。ところが……。

HMVのとこに白い間仕切りと「リニューアル準備中」のお知らせ。しかもそのに出来るのはHMVではない!

ああ、ついに渋谷に続いて池袋も閉店か、とおもっていたら、ABCマートの向こう側、かつて「クラシック専門コーナー」だったところにHMVの看板があった。

入ってみたけれど、正直がっかりだね。
もともと、クラシック専門のコーナーにJPOPからなにからなにまで押し込めたんだから、コレクションん数なんて激減もいいとこ。特にジャズ、クラシック、そして中南米・アフリカなどのワールドミュージック系は悲惨なもんだった。

HMVという店の売りはあの圧倒的なスペースと膨大な品ぞろえで、僕みたいなマニアックな趣味の人間のニーズも満たすことではなかったのかい。それが売り場面積が「新星堂」クラスになり、売れ筋から順にスペースを取っているようじゃ、わざわざHMVに行く必要はないはず。

本屋はジュンク堂とか紀伊国屋みたいな大型書店があるんだけれど、もうCDショップではそういう展開はなくなるのかもね。なんせ僕らみたいなマニアックな人たち向けではない、JPOPのトップスターが「ん万枚」しか売れない時代だからな。でも、それだって、一体人々の音楽に対するニーズをどのくらいちゃんと考えてるのかっていうこととは切り離せない問題で、「ネットの時代だから」みたいないい方は音楽業界全体の自殺行為だと思うけれどね。

とはいえ、そんなHMVでECM以前のジスモンチのアルバムと古楽器によるバロック時代の曲集、それから朝の「題名のない音楽会」でやってた「オーケストラ版タルカス」に惹かれて、ん十年ぶりにELPのデビュー作、TARUKUS、「展覧会の絵」を買えたのだから、まんざら捨てたもんでもないかな。