先日、ノダゴローさんというギタリストと地元のライブハウス曼陀羅でセッションをした。当日のノダゴローさんの相方が「必殺6弦ベーシスト」の重廣誠さんであったので、セカンドステージ一杯おじゃましてしまった。
ノダゴローさんは、日頃は一人でパフォーマンスをする人だ。しかもギターはすべて生音。この日もPAはいっさい使わない。楽器も12弦バリトンギターとボディが竹でできたガットギターという、変わり種である。最初は取っつきにくい人かと思ったら、とても気さくではなしやすい人である。関西出身だし、今の住居は私の実家のある名古屋なので、親しみが増した。
音楽はもっと、親しみやすい。一番わかりやすく説明すれば、ウィンダムヒルレーベルの創設者、ウィリアム・アッカーマンなどの系統というべきか(こういうたとえはご本人には失礼かもしれないが)、アコースティックギターの音色を最大限生かした美しいオリジナル曲が素敵である。
嬉しかったのは、彼もラルフタウナーの大ファンだということである。この数年でたくさんのミュージシャン、ギタリストと会ったけれど、ラルフタウナーが好きという人に初めて出会えた。話が合って、セッションということになったのだ。
なんにも事前の打ち合わせのない「フリー・セッション」だが、お互いの音楽的傾向を反映して、リズムもコードもあるけれど、どう展開するかはそのとき次第というセッションとなった。これは私の念願のパターンでもある。とてもすばらしいひとときであった。ノダゴローさん、重さん、曼陀羅のマスター、ありがとう!