お子達は明日から新学期
僕が小学生の時は絶望感しかありませんでしたが
お子達は案外ケロッとしてます
明日からがんばれ~
さー本題
昨日の続きです
大手HMのカタログ内注文住宅問題について
カタログの中のものは自由に注文できるのですが
それ以外の建具や設備を入れようとするのがハードルが高い
それがカタログ内注文住宅です
カタログ内注文住宅の特徴は2つ
まずはコストの問題
HMは設備部材仕様を揃えて発注することでコストを下げています
意識高い人たちが言うところのスケールメリットといやーつーですね
なのでカタログ外のモノはコストがかかってくるわけです
コストがかかってくると施主は契約をしなかったり、打ち合わせが長引いたりすることにつながる訳ですね
だからHMは建具や住設の詳細を契約後に回します
「キッチンは上から二番目のランクのモノを入れてますから」
「カーテンや照明にこれだけの予算を確保しておけば十分ですよ」等々・・・
といったことを説得力ある感じで言って契約を迫ります→まさに我が家
契約してしまえば、解約金が発生するため、施主にとっては不満なことが生じてもある程度は我慢してしまう訳です→まさに我が家
次に規格の問題
建具や住設の種類は多いです
海外のモノも含めればそれこそ選択肢は無限
その一つ一つの品質や動作を検証するのは不可能でしょう
だから規格を設定し、規格外のモノははじく
取り入れて、その後トラブルや故障した場合、僕らはHMに連絡します
アフターケアやトラブルを避けるためにも、HMメジャーなブランドのモノしか扱わないのだと思います
それにしてもミサワホームよ、サンワカンパニーぐらいは全て受け入れてくれ
このように書くと、カタログ内注文住宅は施主にとっては悪ですよね・・・
では次にコストの面から考えてみたいと思います
HM選びしているとき、一軒だけ山梨のおしゃれデザイン設計事務所にいったんですよ
光と風を大事にしている会社でした
そこで提示された商品ラインナップの説明
僕らの予算(4000万前後)だと伝えると、その予算だとセミオーダーだと言われました
その上はフルオーダーになる、フルオーダーは何でもありで、木材1つから指定してくれれば調達してくる、そのかわり予算は億単位とのことでした
つまり、そーゆーことです
完全な注文住宅はとんでもない価格になります
木材に秋田杉を使用、キッチンはトーヨーキッチンで照明はクランカー、手洗いシンクは○○焼き・・・
と自分の好きなモノをどんどん注文するとなると、それぞれの会社と取引することになります
直接請けてくれることは少ないでしょうから、そこからさらに孫請けしていく・・・
ここで中間マージンが発生し、価格がどんどん上がっていくわけです
コストを考えてたら完全な注文住宅なんて実現しないわけです
そしてコストを度外視して家作りできるセレブは一握り
しかもそうした人たちは建築家と家作りするでしょう
規格住宅では満足できない、けど予算は渋い
そんなわがまま施主を満足させるために大手ハウスメーカーが設定したのが
カタログ内注文住宅
なのではないでしょうか
カタログの中から建具を自分で組み合わせる
造作を選んだり、カタログ外のモノを選んでコストにびっくりしながらも採用したり、他のモノをあきらめたり
家作りの打ち合わせをしている間はそうしたことをずーっと考えてます
HMの手のひらで踊っているとは知らず、自分好みの注文住宅を進めてると信じて
この良し悪しはそれぞれ個人の判断
僕は・・・
やっぱり
良かったと思います
だって楽しかったもん
何度このカタログを読み返して、奥さんとあーでもないこーでもないと話し合ったことでしょう
我が家は完全な注文住宅ではまったくありませんが
家の中にあるモノは限られた中からですが、自分達で時間をかけて選びました
この時間があったからこそ家に愛着がもてる
と、ゆーわけで
僕は、自分の家がカタログ内注文住宅と分かっても、満足しています!
お月見に向けて
おしゃれハンドバッグ
テーパードパンツ欲しい
使わない時はコンパクトに
そのまま食卓に出せます
水切りヨーグルト作りたい