我が家の本棚の中身について紹介する不定期連載シリーズ第三弾!
今回はアウトドア中心のマンガをご紹介!
ネタバレします!
まずは『岳 みんなの山』
もー名作!世界中の山を登ってきた登山家三歩と北アルプスの山岳警備隊に配属された久美が、山岳救助をするのが基本的な構成。三歩は北アルプスの山にテントや雪洞をつくりそこに住みながら、山小屋の手伝いをして生活する毎日。遭難した人を救助するのですが、救助された人は底抜けに明るい三歩の言動に心まで救われていきます。三歩を慕う人も増え、周囲の人も幸せな雰囲気に包まれる中起きてしまった救助隊の仲間の事故。その事故をうけ、もう一度8000m峰に挑戦し自分の気力体力を充実させようと海外へ。
そこに第1話で三歩に救助された青年のエベレスト挑戦と遭難が重なります。8000m峰を縦走(ローツェからエベレスト)し救助に向かう三歩。青年を無事救助しますが、遭難のきっかけをつくったパーティーの救助にむかうため高所での活動限界を超えてエベレストの頂上へ向かい、そこで力尽きます。死亡したという描写はありませんでしたが、ナオタが贈ったカップを取り出して空のまま飲む仕草をみせる三歩のシーンはたまりませんでした。これを書いている今も涙が出そうです。
基本1話完結のエピソードが多いです。単行本の1冊の中に必ず泣ける話が入ってます。
救助された人の様々な思いを丁寧に描写し、時には涙でズルズルになりながら読みました。僕が好きなエピソードは、過失で親戚をあやめてしまった青年が出所後山小屋に引き取られる話。厳しくされる自分への山小屋の女将さんの想いが・・・。また泣きそう。
ちなみに一時期、ドラマの「コードブルー」と映画版の「岳」の影響で、山で遭難したら小栗旬が救助に来てくれて、山ピーがドクターヘリで駆けつけてくれるなんて嬉しすぎるという会話が山で盛んにされていました。
作者の石塚信一の新作「BLUEGIANT」と「BLUEGIANTSUPREME」も激オモローです。今度はジャズかよ!?と思いましたが、しっかりオモロー。
『山と食欲と私』
山ガールブームに乗って登山を始め、そのブームが終わった後も登山の魅力にハマった鮎美が色々な山を歩き、山メシを作るのが基本構成。そこに様々な登場人物が絡んできますが、基本は1話完結。登山の様子、山道具の使い方、調理の仕方等のリアルな描写、テント場での周りの人との交流とか団体ツアー登山客が押し寄せてきたときの辛さ等々、「うんうん。分かる分かる」と共感し、ハマリました。
『ゆるキャン』
最近の盛り上がりがすごい。オフシーズンの人がいないキャンプ場でソロキャンプを楽しむ女子高生りんが山梨へ引っ越してきたなでしこと出会い、様々なキャンプの楽しさを実感していく物語。ソロキャンオンリーだったりんがなでしこと2人でキャンプするようになったり、高校の友だちと一緒にキャンプしたり、ソロキャンプのよさを再確認したり、なでしこがソロキャンプに挑戦したり、高校の友だちが真冬の山中湖でキャンプして失敗しそうになったりします。女子高生しか出てきませんが、これは少女マンガなのか?
高価なキャンプギアを買うためにバイトしたり、身近にあるもので工夫しようとしたりと社会人のおっさんには学生時代を懐かしく思うことが多々あります。そしてキャンプにすごく行きたくなります。
山梨が舞台だからか色々なところでコラボが展開されています。この夏、山梨市の市役所行ったらフルーツ公園の階段をスイーツ持って上がってくる大垣のパンフレットがありました。いや、大垣よ・・・。お前が登っている階段の先にそのスイーツ売っている売店があるんですけど。なんで既にスイーツ持ってその売店へむかっているのか?と思いました。
新田次郎の小説
僕が登山に興味を抱いたきっかけになったのが新田次郎の小説です。メジャーどころとしては映画化された『剱岳 点の記』や『八甲田山 死の彷徨』ですかね。新田次郎の小説は下の段にもたくさんありますが、この段にある小説が特にお気に入りです。
『栄光の岸壁』若くして凍傷で足の指のほとんどやかかとを失った登山家が、そのハンデを背負いながら登山家として活躍し、日本人として初めてマッターホルン北壁(多分)をアルパインクライミングで登頂した実在した日本人をもとにした話です。
『アラスカ物語』大戦前のアラスカで現地のエスキモーの生活に溶け込み、基金にみまわれたエスキモーの集団を率いて内陸に新たな生活拠点を求め、金山を発見し、成功するという実在した日本人をもとにした話です。
『孤高の人』大学登山部がパーティーで登山するスタイルが主流だった時代において、社会人として働きながらソロで冬期縦走を行う実在した人の一生を描いた話です。ソロであることに葛藤しながら、ソロでの超人的な登山を続け、最終的にパーティーを組んだことで遭難死するという話です。ちなみに下段にこの作品をもとに現代版にアレンジしたマンガが出てきます。
『剱岳 点の記』三角点という山の測量点を設置する仕事をする主人公が、国内最後の未踏峰剱岳を測量するために奮闘する話です。山岳会との初登頂争いに巻き込まれながらも苦労して初登頂に成功しますが、そこで見たのはさびた錫杖と銅剣。今まで未踏峰と思われてきた剱岳は、実は何百年も前に修験者によって初登頂されていたという衝撃の結末でした。
はーーーー疲れた・・・
新田次郎は気象予報士として富士山レーダードームでの越冬経験等もあり、山の気象の描写がすごく細かいです。様々な偉業を達成した人を元にしてストーリーを構築しています。解釈や評価は分かれることがあり、例えば『孤高の人』の登山家加藤は単独行専門でパーティーを組んだことで仲間に引きずられて遭難したととれる描写でしたが、実際は単独行もするがパーティー山行もしていたという話も合ったそうです。
あと一本!!
マンガ版「孤高の人」
上記の小説を現代に置き換えて描かれています。主人公は高校生。ロッククライミングや登山を通して人間的に成長していきます。漫画版では人間関係について主人公が悩む描写が多い気がします。主人公がパーティー登山になじめなかったり、友人が堕ちていくストーリーは一緒ですが、ラストが決定的に異なります。友人と海外の山に挑戦し、友人が遭難するのですが、主人公は無事生還しました。素晴らしいラストでした。
また、漫画版の作者はこの作品で大きな挑戦をしています。それは擬音をつけないこと。山を歩くときの「ザッザッ」やアックスを打ち込むときの「ドッ!」といった擬音をつけず、絵の描写だけで「音」をあらわしています。コミックの途中からそういう表現をするようになりました。そのためにすごく緻密に描いています。すごい。ちなみに現在連載してるのはフランス革命時の処刑人の話。おもしろいんだかおもしろくないんだかよくわからないですが、読んじゃう。
今日は以上です!!
今日は文字が多かったですね・・・
よければお願いします!
ちょっと初めてみました!!
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最後までありがとうございました!



