だいぶお久しぶりなブログですね。
なんならAKIHABARAバックステージpassには1ヶ月もいませんでした。(笑)
さて、毎年恒例?なノアノオモチャバコさんの秋ツアー。
昨年に引き続き今年も出演させていただきました!
"エネミー×エネミー"
作演の寺戸さんがHUNTER×HUNTERが大好きということで少しタイトルをもじっていました。(笑)
今回の作品は、古典戯曲の「民衆の敵」という台本をベースに現代の日本風にアレンジしていました。
"民衆の為に"と思った発言が"敵"とみなされてしまう。
観に来てくださった皆さんはお分かりいただけたのかなと思いますが、正直この作品上の誰も間違ってはいません。
SUNがミサキトマトが危険だと民衆に告げたカオルコも、
それでもSUNとミサキトマトがないと我々は生きていけないと主張した町長達も、
片方に視点を置けば、もう片方は悪者に"敵"に見えてきます。
でも逆も確か。
この作品の中の民衆達はこんな経験が1つもなかったんです。危険だと言われたところでどのように危険か、どんな危険があるか、何も想像がつきません。
この町が生きていくのにSUNとトマトは必要なものでした。
この2つのおかげで、潰れる寸前だった町が立ち直ったんです。
そんな状況だったら皆さんはどうお考えになられますか?
こんなようなことを今回は投げかけていました。
それぞれの見方で感想もそれぞれ色々な面からいただきました。
でもどれも間違っていません。あなたが思ったものがあなたの正義なんです。
モクダイトモヨ。
トモヨにとってカオルコは唯一の家族でした。
母は自分を産んだと同時に亡くなり、父カメゾウはそれに見向きもせず姉妹の下を去っていきました。
そんなカメゾウをお父さんと思ったことなんか1度もありません。
極端なことを言えばカメゾウが母を殺したも同然。
そんなことまで考えていました。
だからカオルコがお姉ちゃんであり、お母さんであり。
大好きな存在でした。
お姉ちゃんのようになりたい。
お姉ちゃんの手伝いがしたい。
いつしかそう思うようになり、自分も同じ研究者になることを選びました。
最後、カオルコはトマトの有害物質によってこの世から去ることになりました。
唯一の家族である姉を亡くしたトモヨはもちろんどうしていいか分からなくなりました。
それでもお姉ちゃんが残してくれた研究を元に、有害物質のないトマトを作り出します。
もちろんそれだって、姉の残してくれた研究、同じ研究チームだったチエコさん、タケルくんがいなかったら出来ませんでした。
トモヨは姉カオルコの分まで、研究者として生き続けるでしょう。
結婚できる日はいつになるやら?
改めまして、『エネミー×エネミー』ご来場いただきました皆様ありがとうございました。
そしてこんなまとまりのないブログも読んでいただきありがとうございます( ´﹀` )
今年はもうバクステに缶詰です!(笑)
板の上ではまた来年会いましょう!
撮影:佐藤大志朗さん
寿春歌。
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