今回は室蘭本線の静狩駅を紹介します。

 

ずっしりと風格のある静狩駅の駅舎です。小さな集落地帯がありますが、利用者が少ないという理由で廃止が検討されている駅の一つとなっています。

 

静狩駅社内の待合室です。がらんどうとしていますが、チッキが残っているのはかつて有人駅だった名残だと思います。

 

駅の張り紙の中に地元の静狩小学校のものがありましたが、その小学校は2022年3月に閉校。やはり過疎化が否めないといった感じです。

 

静狩駅の駅名標です。隣が日本一の秘境駅、小幌駅ということもあって、駅舎内の旧事務室は除雪作業員の休憩所となっていて、話し声がよく聞こえました。

 

静狩駅~長万部駅間には旭浜という無人駅がありましたが、そこはベンチも待合室もなく、周囲には潰れたドライブインしかありませんでした。

 

複線非電化区間内にある静狩駅のホームです。小幌駅方面に乗るには構内踏切を渡ります。

 

廃止が検討されているとは言っても、静狩駅の停車時には地元の方が下車しているのを確認しました。地元利用者がいて、小幌駅での作業の拠点となっているのを考えたら、ここを無くすのはいかがなものかと思いました。