2023年9月23日秋分の日、宝山寺にてお彼岸万燈会が開催されるということで、この日の18時20分頃、生駒ケーブル宝山寺駅に到着しました。

ケーブルカーに乗車する前の鳥居前駅切符売り場にはかなりの行列ができていました。この日に限り、時間帯によっては10分毎に宝山寺行きのケーブルカーが運行されていました。これだけ混んでいたのは秋分の日が土曜日だからでしょうか。

ちなみに次回9月23日秋分の日が土曜日になるのは5年後の2028年です。

昨年の秋分の日(金曜日)にも宝山寺に訪れましたが、この日は雨天で延期となり、お彼岸万燈会を楽しむことは出来ませんでした。

今回、やっと念願のお彼岸万燈会に訪れることが出来ました。

 

日が短くなったのでしょうか。18時25分頃の画像です。

 

灯籠と鳥居のライトアップが年に一度のイベントを盛り上げてくれます。

 

 

 

露天にも行列です。

 

境内に入ると、こうしたショーも見られます。

 

蝋燭の炎が幻想的な雰囲気を作り出します。

 

 

お寺のイベントであっても、意外と若い人や外国人の姿も多く見かけました。

 

大聖歓喜天を祀る宝山寺は商売の仏神として主に古来大坂商人に信仰されていました。

また聖天信仰の霊場としても知られ、参詣者も多いため、1918年に日本最初のケーブルカーが施設されました。

 

 

奥の院への参道です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参道周辺も賑やかです。

また宝山寺参道は生駒新地(宝山寺新地)として知られ、かつて遊郭で賑わっていました。現在、遊郭として営業している旅館は数軒ほどしかありません。

今では参道やその周辺にある建物をリノベーションし、飲食店として営業している店もあります。

 

元々、お彼岸というのは日本独自のもので、お彼岸にお墓参りというのも、既に亡くなった人への想いといえます。

こうしたイベントは自分だけでなく、他の人もそういった想いを持っているということを気付かせてくれる機会だと思います。