Diffuse Midline Glioma H3K27M mutant
びまん性正中グリオーマ H3K27M変異あり
WHO2016改訂で
この分類が新しくできて
しばらくしてアメリカで治験が始まった
新しい薬の候補。
日本でも治験が行われていたOP-10です。
アメリカではONC201と呼ばれています。
やっぱり
未だに気になって
たまに情報を拾ってしまいます。
第2相試験までで
ある程度の結果が出ていたから
そのまま申請するのかと思っていたら、、
第3相試験をはじめるようです。
来年初め頃から
世界各国の病院ではじまり、
目標参加者は450人。
詳しくは、↑のプレスリリースを。
(DeepLでもGoogleでも、今は機械翻訳で簡単に訳せます)
今の時点では
日本の病院がこの試験に参加するかは不明だけど、
第1相や第2相試験で参加していた病院は入る可能性が高いのかな…と想像しています。
この薬は
FDA(日本の厚生労働省みたいなもの)で優先審査対象になっていたり、希少疾病用医薬品の指定も受けています。
それでも、
むやみに急いで(急がせて)
申請→承認、とはならないんだよね。。
たしかに時間はかかるけど、
きちんと第3相試験をやって
今ある治療と比較しても有効なのか確認しようとしてる。
ちゃんとサイエンスに基づいてるな、と思います。
試験の名前は『ACTION』
アクション起こさないとね。
長年がんばっている研究者のためにも、
参加してくださる患者さんのためにも、
良い結果に繋がるといいなと思っています。