だーさんが自立訓練センターに通所を始めて3ヶ月が過ぎた。
3ヶ月経過したこの段階で、支援計画の見直しのため、自立訓練センターの医師と我が家の担当者、家族(私)、本人が揃って、面談が行われた。
やはり、大きな話題は『フラつき』のこと。
実は、センターで転倒した事件が1回あったらしい。
靴を履き替える時に、『イスに座って履き替える』ということを忘れてしまって、立ったまま履き替えていたら、尻もちをついてしまったらしい。
これは、『フラつき』がひどくなったというより、本人と周囲の注意が足りなかったことが要因。
ただ、センターでの普段の様子から見て、杖が上手く使えていないことを指摘された。
それは、私も薄々感じていたこと。
歩く事で精一杯なときに、杖にまで気が回らず、用をなしてないような…。
PTさんによると、数値的には、筋力や運動能力が落ちているわけではないらしい。
それなのに上手く歩けなくなっているのは…多分、やっぱり、身体のバランスが上手く取れていないのだろう、と。
(脳外科でMRI画像の小脳部分を指摘されたのと一致する。)
ということで提案されたのが、
歩行器。
こういうのとか、
センターでは、
面談後、早速、業者さんからデモ器を借りてみてくれたらしい。
今後、自宅内や自宅周辺の様子を考慮しながら、導入を検討する予定。
わたし的には、
『杖』は、わりとスンナリ受け入れられたけど、
『歩行器』までいくと、なかなか微妙な心境…
障がいとか介護というものとの接点がなく生活してきた私が、だーさんの闘病生活によって、それらと身近に接するようになって、杖をついている人が案外多いことに気付かされた。
高齢の方だけでなく、働く世代の方でも使っている方がいるんだなー、と。
でも、
歩行器は、、、
さすがにあまり見かけない。
都心の電車の中では皆無かもな。
なんと言ったらいいのかなー。
だーさんが歩きやすくなることを1番に考えるべきだと分かってはいるんだけど、
もう電車では出かけられないってことかな…とか、
もう1段階、障がいが進んだってことか…とか、
考えてしまって…。
そんな、
人からの見た目とかを気にしてる場合ではないのだろうけど、考えてしまってね…。
まぁ、私の気持ちはどうであれ、
我が家周辺は坂道が多いため、安全に導入できるかも分からないし、
レンタルでも購入でも補助が得られない状態なので、
本格的な導入はまだ先になりそうです。