私の勤務先では、特別休暇という名の夏休みの取得期限は今月末まで。
↑某有名建築家さんの自邸の模型なんですって。建築のセンスはない私の頭には、都内の一等地にこんな邸宅構えるなんて建築家って儲かるのねーー、って感想しか浮かばなかった…汗
『最後の1日は、自分のために、有意義に使おう』
なんて、【もったいない】精神で取っておいたら、期限が迫ってきてしまった…
使わないのは【もったいない】し、
ゴロゴロするのも【もったいない】し、
だーさんとか子どもの用事に使ってしまうのも【もったいない】。
でも、とにかく無趣味なので、
「やることがない!」と職場で騒いでいると、
文化的な同僚が、
「美術館とかはどうですか?その後、ちょっと豪華なランチをしてきたり。」と勧めてくれた。
それ、素敵ーー
ということで、
さっそく、だーさんも連れ出して、建築展へ。
大学時代には建築を学んでいた、だーさん。建築ではない違う分野で仕事をしていたけれども、興味はあるはず。
万博の日本館で好評だった木組みの再現。
↑某有名建築家さんの自邸の模型なんですって。建築のセンスはない私の頭には、都内の一等地にこんな邸宅構えるなんて建築家って儲かるのねーー、って感想しか浮かばなかった…汗
その後は、都内の景色も堪能。
あいにくの曇り空だけど。
お洒落なランチもして、
有意義な夏休み最後の1日、終了ーー
今回、
美術館が入っているビルの受付で、車イスを借りました。
最近のだーさんは、
歩いている最中は、
脚をまっすぐに出すこと、身体のバランスを取ること、転ばないこと、などなど『歩く』という行為だけに必死な様子。
そんな状態では、十分に建築を『観る』ことはできないだろうから。
車イスのお陰で、落ち着いて観覧できたんだけど…
ビルの受付でも、美術館でも、ランチしたレストランでも、とても丁寧に車イスへの対応をしてくれたんだけど…
あちらこちらで、車イスに優しくない構造だった…
通路の幅とか、配線の配置とか、少しの段差とか。
これまでの私だったら気がつかなかっただろうけど、実際に車イスを押す立場になってみて、「こんな事が大変なんだ!」と痛感した。
車イス利用者に限らず、様々なハンデを持った方が利用しやすい社会作りを考えていかないといけないんだなーー、と思ったり。
お洒落なだけの建築ではいけないなーー、とも思ったり。
(螺旋階段になっている建築物の模型を見ながら、「車イスだと、この建物はのぼれないね…。」と、だーさんが呟いたのが印象的だったので。)