#0018 No.13 目が「笑っていない」!?(2017.12.25) | コトバあれこれ

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子ども作文教室、子ども国語教育学会の関係者による
投稿記事ブログです。

   オネショを笑いでごまかすコボちゃん!

 

●コボちゃんはオネショをしたので、それを笑いで

ごまかそうとしますが、ママには簡単に見破られて

しまいます。

 

           

                  (おねしょだ! )

  

●さあ、大変です。コボちゃんはいったどうするので

しょうか。その場面は35話にありますので、その話の

内容を見てみましょう。

 

 <第35話の内容>

   *おじいさんとおばあさんの前で

  コボ:(ワハハ ハハハ ハハ)

 おじいさん:? どうした コボ

  *パパの前で

 コボ:(アハハハ ハハハハハ)

 パパ:なんだ なんだ 朝から

  *ママの前で

 コボ:(ウハハハ ハハハハ)

 ママ:目が 笑っていない わね

  *その後

 コボ:さすがにママ するどい

 

 

●ママは、コボちゃんが朝からみんなの前で大笑いを

しているのに、「目が笑っていない」のに素早く気づき、

コボのごまかしを見破ります。

 

●「目が笑っていない」というのは、文字通りに考えない

方がいいようです。この場合、コボちゃんがオネショの

照れ隠しに笑っていたわけで、失敗を笑いで隠そうと

いう意図があります。

 

●また、それとは逆に人がものすごく怒っているときでも、

目だけが笑っていることがありますので、うっかり見逃す

と大変なことになるので、注意する必要があります。

 

●このように目の表情には、人間の様々な感情や考えを

反映させることが多いようです。目だけでなく眉、鼻、口

などの表情も人間関係を楽しくさせたり、悲しくさせたり、

いろいろと複雑にしている要素となっていることは見逃せ

ません。

 

●さあ、コボちゃんは、ママにオネショを見破られたので、

どうするのでしょうか。あとは「おねしょの神様」にお願い

するしかないのかも知れませんね。

 

       

         (おねしょの神様、お願い!)

 

M.K 記す(2017.12.25)

 

次回に続きます。