令和7年度も、後半に差し掛かりました。犬猫の殺処分数については、リアルタイムでの公表はなく、直近のデータも前年度分にとどまるため、情報としては、いつもタイムラグが生じています。
殺処分ゼロは今期、実現するのでしょうか?それとも、減少にとどまるのでしょうか?
AIによる推定では令和6年度(2024年4月~2025年3月)の全国データもまだ公表されていませんが、地方の暫定データ、例えば千葉県動物愛護センターでの犬98頭、猫158頭という数字やこれまでの全体トレンドから、合計殺処分数は約6,000~7,000頭程度にまで減少する可能性が高いと推測されます。最近3年間の線形回帰モデルによる予測では、令和6年度で約6,353頭、令和7年度(2025年4月~)で約3,633頭と、さらに低減が見込まれます。この計算は年平均減少率約24%を基に、譲渡数の減少が無いと仮定、殺処分ゼロを目指す全国的な運動が、少なくともこのペースを加速させることを願います。
一方で、課題も山積みです。猫の殺処分数が犬の3倍以上を占める状況や、保護施設のキャパシティ不足、悪質ブリーダーの存在が根本的な原因となっています。2025年は、動物愛護法のさらなる改正、特に生体販売規制の強化や、AIを活用したマッチングアプリの普及が期待され、殺処分ゼロの実現が現実味を帯びてくる転機の年になるはずです。私たちは告知啓蒙を使命とし、保護犬猫の選択、地域猫の促進、飼い主の意識向上、社会全体の共存の意識改革をさらに推進し、一刻も早く罪無き犬猫の殺処分ゼロの実現を目指してまいります。