家づくりは、社会環境の最小単位である家族の大切な家をご提案する産業です。現在、犬猫を保有する数は四軒に一軒の割合に上ります。それは子供の割合を凌ぐ数でもあります。日本ではまだまだ、家族として大切に飼われている反面、飼育放棄などにより、犬猫の大量の殺処分が行われています。また、生き物である為に家主よりも長生きした場合、必然として飼い主がいなくなってしまうという事に繋がり、せっかくマイホームを犬猫と過ごしたいと考えていたとしても、自分の年齢を考えて諦めてしまう事も同時にあります。犬猫の殺処分はすぐにでも止めなくてはいけない社会の悪習です。昨今は社会的な意識の高まりから、行政もその悪習を改善する努力がなされています。そして、自分の年齢とは関係なく、いつまでも共に過ごしたいものです。犬猫共生住宅という概念は、行政に任せるだけでは無く、「家族を守る家」の提案という産業という立場から、家族である犬猫の事を考え、行政とも連携し、改善するために考え行動できる分野ではないかと考えております。

犬猫との共生を考え、行政、企業、市民がそれぞれの役割に於いて繋がることで、様々な問題を解決し、最小単位である家族から、地域、そしてより良い日本になる事を願います。

そして一つのプロジェクトとして、犬猫共生施設をご提案致します。

小さな家

□施設は主に、行政で保護された身寄りの無い犬猫(老犬猫や障害犬猫を保護飼育し、一般犬猫は譲渡促進します)と、飼い主の死去、入院など飼い続ける事が出来なくなった犬猫の飼育、そして一時的な預りなど。

□独立採算が取れるように、農産物や環境に合わせて施設での可能な生産を検討致します。

□人と犬猫が共生できる施設として、ボランティアや参加者の滞在を可能とし、ご自分の犬や猫と一緒に滞在も含め、施設の犬猫との触れ合い、自然と親しむ施設と致します。

□特に宿泊は、小さな家をベースとし、簡素、質素と表現できる空間になりますが、味わいのある時間を過ごし心身のリフレッシュをはかる施設とし、本物の営みがある、人と犬猫、そして自然を身体で感じる共生体感の施設を目指しています。

□犬猫共生をコンセプトに、よりよい社会のひとつの事例として最善を尽くします。

犬猫共生住宅⇐クリック