暖かさって人によって感じ方が違いますよね。
自宅を新築して、冬の寒さが気にならなくなっていましたが、
11年目にして石油FF 式ファンヒーターが故障して、
二回り小さいファンヒーター(8帖用)に変えたのですが、
さすがに家全体の暖房は無理で、
若干寒さが厳しいです。
木製窓ですが、
トリプルガラスでは無いのでしょうがない
。
北欧住宅展示場の温度を一昨年測定してみたのですが、
朝7:00の外気温2℃、
室内14℃でした。
生活熱を家族4人で1000wで考えると、
Q値が1.0W/m2 ・Kの北欧住宅の場合
換気損失も含めて、
家中の室温を外気温よりプラス20℃にするには1時間あたり1.5Kwの暖房があれば可能です。
エアコン1台でも計算上、
全館暖房が可能になります。![]()
実際は、
弱いエネルギーで室温を維持する事が、
エコの基本でもあります。
日本で言う次世代省エネ ルギー基準クリアの高性能住宅でいきますと、
5Kwの暖房で可能になりますが、
それでも、およそ3.3倍になり、
外気温が-5℃の時に室温を20℃に保とうとすると3.5倍に差が開きます。![]()
寒ければ寒いほど差が開いていきます。![]()
また、体感温度 の違いもあります。
冬場は室内温度が25℃位でも寒さを感じたりしますが、
不思議な事に北欧住宅の20℃でも十分暖かく感じる事ができます。
住宅先進国でしかも極寒の国スウェーデンの住宅は
やっぱり冬に強い。![]()
※北欧住宅の基本は断熱材の厚みとなにより、
木製の三重ガラスの窓の家です。スタイルだけの家とは性能とは異なります。
