「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読みました | ロンママの笑うが勝ちや

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ぐるぐる近所を、まわって ささやかな発見をお伝えします。

ネタバレ本読書感想文

読みやすいラブラブ恋愛小説と言ってしまうこともできますが、
ナイーブな青年、繊細な表現、バックに流れる音楽は健在です

誰もが、10代の友人グループとの関係がそのまま続かず、
いつしか大人になっているって、、感じているはず、

喪失感宝石赤宝石ブルーおとめ座おとめ座
登場人物は傷をおったまま生きている

失った時時計を取り戻す、前に進むための物語です

主人公は、自分に自信、個性が無いと思っていたが、
実は、仲間内ではお互いに、友人の性格をうらやましく思っていたり、人が求めるキャラを演じていたり
グループを保つために、恋愛感情を隠していた。

ガラスの10代だったんやね~


物語の設定は、
たぶん現在2010年~だと思う
主人公も携帯電話を使っているが、
自宅では、家の電話なんだな

30代独身者としては、違和感がありますが、

宝石白私も含め、読者層は、恋愛期には携帯はなかったから、
宝石白電話、受話器は、春樹さんのストーリーでは、キーワードになっているからでしょうね


メッセージ
はっきりとした言葉で、答えを示してくれています
誰もが、多かれ少なかれ、悲しみ、痛みを抱えているはず、
共感できるお話だと思います







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