ADHD、ASD、HSPがミュージシャンにもたらす恩恵 | 音域を伸ばしたいヴォーカリスト必見!1年以内にあなたの音域を倍以上にするボイストレーニングを伝授します!

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.ヘヴィメタルのハイトーンボイスに特化したボイストレーニングを受けてきた著者が高音域発声に特化したボイストレーニングをお教えします。

こんばんは‼︎

 

ヴォーカリスト兼ボイストレーナーのKです。

 

 

 

今回はちょっとした脳機能障害のお話。

 

 

僕自身が医師からADHDと診断され1ヶ月く

らい経過しますがその後の経過についてです

 

この記事はあくまで僕の主観で書いてますの

で過去の偉大な発声教師達のありがたい言葉

とか超越的なメソッドは出てきません。

 

あんまり再現性も権威性もない話ですので信

頼性には乏しいかなと。。

 

僕自身、あまりいち個人の主観や主張のみで

その情報は信用しないリアリストですから再

現性のない話はこのブログでも極力紹介しな

いようにしてます。

 

なので過去の偉人達のメソッドを重点的にお

伝えしてるわけですが・・・

 

今回は僕の個人的な計測結果のお話です。

 

なのである程度、暖かい目線でお読みいただ

ければ幸いです。

 

よろしくお願いします。

 

発達障害って今の世の中で言うのならば個性

の一つに過ぎないって見解もあるでしょう。

 

病気ではありませんし先天的な日常生活に支

障を起こさない程度の脳機能障害です。

 

事実、発達障害と思われる偉人達は過去に多

く存在しますよね。

 

その中には高名なミュージシャンや作曲家も

結構いたりします。

 

モーツァルト、ヴェートーヴェン、バルトー

クなど・・・

 

人間の長所も短所も実は同根。

 

一見短所に見える部分も見方を変えれば実は

長所です。

 

その逆に一見長所に見える部分だって見方を

変えると短所になり得ます。

 

発達障害の方ってこの長所と短所が非常に顕

著に現れます。

 

別に発達障害だからって

 

ミュージシャンには不適正だ‼︎

 

みたいに発達障害の方をディスる内容ではあ

りませんのでご理解ください。

 

あくまで僕自身の経験からその傾向と対策に

ついて考察してみようと思います。

 

ご興味ある方はこの先もお読みください。

 

 

ではさっそく本題です。

 

 

まずADHDと呼ばれる

 

注意欠陥多動性障害

 

についてですがその主な症状として

 

・簡単に気をそらされる、ケアレスミスす

る、物事を忘れる

 

・ひとつの作業に集中し続けるのが難しい

 

・その作業が楽しくないと、数分後にはす

ぐに退屈になる

 

・じっと座っていることができない

 

・絶え間なく喋り続ける

 

・黙ってじっとし続けられない

 

・目的なく喋りつづける

 

他の人を遮って喋る

 

・自分の話す順番を待つことが出来ない

 

以上のような傾向があります。

 

で、実はこれとほぼセットになっているのが

ASDです。

 

現在は

 

自閉症スペクトラム

 

と呼ばれひと昔は

 

アスペルガー症候群

 

と呼ばれていました。

 

 

この症状については

 

・社会的コミュニケーションの困難

 

・一人遊びが好き

 

・狭い興味範囲と反復行動

 

・感覚過敏

 

・表情がない、もしくは不自然

 

・他人と視線を合わせない

 

・好き嫌いが激しい

 

・依存症になりやすい

 

などが挙げられます。

 

 

いわゆるオタク気質ってやつですね笑

 

 

で、HSPについてもやはり発達障害の一環

と考えられていてこれもADHD、ASDを抱

えている方が持っていることが多いです。

 

Highly sensitive personの略で文字通り

 

繊細な感情

 

を意味します。

 

中田敦彦さんやメンタリストDAIGOさんが

YouTube上で「繊細さん」とご紹介してる

動画が多数ありますね。

 

特徴としては

 

・ていねいで深い情報処理を行う

 

・過剰に刺激を受けやすい

 

・感情の反応が強く、特に共感力が高い

 

・ささいな刺激にも反応する

 

などがあるようです。

 

ただこちらは現代医学で病気認定はされて

いません。

 

 

 

さて、ここまでこの発達障害について述べ

てきましたがここからが本当の本題です。

 

 

上記の特徴って音楽家にとっての長所とな

る部分が多数存在します。

 

 

その一つは過集中ですね。

 

今回、最も強くお伝えしたいのがここです。

 

ADHDやASDの人って気が散りやすいので

自分が興味を示さないことに対しては健全

発達の人の1/10も集中力が持ちません。

 

やらなきゃいけないなと思ってる学校の勉

強だってつまらないと自らが判断するとあ

っという間に飽きちゃいます。

 

ところが逆に、自分が興味が沸いたことな

ら過集中モードに入ります。

 

長時間の練習ですら苦になりません。

 

食べる間も、寝る間も、時としてはトイレ

に行くことすら忘れてひたすら練習し続け

ます。

 

なので孤独に強く、家にこもってずっと練

習し続けるのが苦痛になりません。

 

 

会社員であっても同じ作業の繰り返しであ

れば同じように過集中モードに入って常識

外れな成果を残すこともあります。

 

チームプレイや臨機応変な対応は超苦手だ

けどワンパターンなルーティンの繰り返し

は超得意。

 

これは技術習得に長時間を要するミュージ

シャンという職業を考えれば利点です。

 

発達障害の人にとって楽しければ長時間の

練習は全く苦にならないのです。

 

 

 

次に、飽きっぽいところですがこれも発想

が豊かでさまざまなアイディアが思い浮か

ぶことができるって言い換えもできます。

 

型にはまらない自由な作曲の案が湯水のご

とく思い浮かぶでしょう。

 

 

諸刃の剣とはなりますが

 

特定の事についての拘りが異常に強い

 

これも時と場合によっては利点となり得ま

すよね。

 

ただの偏屈者の変人にもなり得ますが特定

のジャンルのスペシャリストにもなり得ま

す。

 

 

あとはHSP特有の共感力の高さから感情表

現が豊かな音楽が演奏できるって見込みも

考えられます。

 

 

ここまで発達障害がミュージシャンにもた

らす長所を述べましたが実は短所も実は結

構あるんですよ。

 

 

 

1番の課題は・・・

 

 

対人関係が壊滅的にヘタクソ

 

 

ここでしょうね笑

 

 

幼少期から大人になるにつれて発達障害の

人はほぼ例外なく対人関係で大きな失敗を

経験しています。

 

結果、自分の殻に引きこもってしまう傾向

が強い。

 

バンド組むのもライブハウスに出演するの

も一苦労なんですよね。

 

こういう人は多いと思います。

 

あとはASD特有でこだわりが強過ぎて、そ

の美意識や美学が他人に理解されないとか

もあります

 

 

 

色々と僕自身の経験から思い当たるところ

を書きましたがあくまで傾向ですからね。

 

誰しもそうとは限りません。

 

ただ変人的な過集中力は発達障害の方であ

れば誰しも持っているはずなのでこれをう

まく使いこなせれば常識では考えられない

ような速度で上達することも可能です。

 

 

ご自身の長所、短所をよく理解してそれら

とうまく付き合って行ければより良い音楽

ライフも送っていけると思います。

 

今回のテーマについてはまだ情報が不足し

ている部分も多いので今後、もっと深堀し

てまた記事にできればと思います

 

 

今回は以上です。

 

お読みいただきありがとうござました。