こんばんは‼︎
ヴォーカリスト兼ボイストレーナーのKです。
今回はミュージシャン目線で聴く耳を育てる
方法についてのお話です。
歌い手、楽器の演奏家、作曲家であっても音
楽家たるものやはり聴力は非常に重要って言
うのは皆様ご理解いただけるかと思います。
プロミュージシャンの中でも
「あの人は耳が良いから本当に素晴らしい演
奏をするよね」
こう言われる人って少なからじいます。
多分、皆様の周りのも何人かはいるんじゃな
いでしょうか。
人並み外れて音楽を聞き取れる聴力・・・
歌い手に限らずミュージシャンならば皆、憧
れますよね‼︎
ではそういった優れた方々と同様の感性を身
につける方法って果たしてあるのでしょうか
？
ここについてご紹介していきます。
ご興味ある方はお読みください。
ではさっそく本題です。
先に本題から申します。
根性論のようで恐縮ではありますが・・・
高い意識を持って最も
好きな歌手の歌を反復
しつつ傾聴すること‼︎
これに尽きますね笑
先述の通り先天的に耳の良い人って勿論い
るとは思うんですよ。
いわゆる天才と呼ばれる方ですね。
ではそういった天才と同じ境地に行く方法
はないものでしょうか？
その結論の一つとしては絶対的な分母数を
増やすってことですね。
僕の経験上、これに勝る方法はないと思い
ます。
天才が10回で聴き取れる感性があるのなら
我々凡人は最低その10倍は聴く努力をする
そしたらそのうち1回は同じ境地で聞き取る
ことができるかもしれません。
何度も反復して聴き取る努力ができるってそ
れはそれで誰にも真似できない才能かと思い
ますよ。
あなた個人が思う演奏力の高い歌手の歌を飽
きる位まで聴いてその後に別の歌手の演奏を
聴くと結構違った感覚で聴けるんですよね。
「あれ？この人ってこんなに下手だったっけ
？」
と、思うこともあれば
「おお‼︎めちゃくちゃ上手い‼︎」
と、思うこともあるでしょう。
こんな風に歌手の歌声を聞き分けられる基準
が明確に自分の中に持つことができます。
ぶっちゃけちゃうと上手い下手の基準って個
人の見解によって大きく違うんですよ。
誰を基準にして上手いのか下手なのかを判断
してるだけですからね。
理想を言うのであればのちの基準軸となる最
初に徹底的に聴き込むべき歌手は世界最高峰
の実力者である方が良いのですがこれは趣味
嗜好もありますから必ずしもそうしなくても
大丈夫です。
あくまで判断基準に過ぎませんからね。
あなたが最もリスペクトされた憧れの歌手の
声があなたの中では最高の歌手です。
大好きな歌手の声が大嫌いになるくらいまで
何回も何回も刷り込むように聞き込んでその
歌手の声が他の歌手とどう違うのかを客観的
に分析できるくらいまで傾聴します。
これやるとかなり「聴く感性」が育ちます。
注意点としては
●ただただ聞き流すのではダメです。
●ボリュームはヘッドホン使っても良いので
原音に近いくらいの大きさ良いです。
この2点には注意してください。
30分程度の短時間で集中して洋楽であっても
歌詞まで含めてしっかり傾聴します。
あとは少し休憩して上記の繰り返し。
ちなみにこれは歌だけではなく他の楽器にも
共通して使えますよ。
まず試しに100回連続で同じ曲を聞いてみま
しょう笑
その後に違う歌手の歌を聞いてみると結構違
って聞こえてきますよ。
発声や歌う練習ばかりではなくたまにはこう
いった練習もぜひ取り入れてみましょう。
聴力は爆伸びしますよ。
今回は以上です。
お読みいただきありがとうござました。