解決方法は、ないんですけど吐き出すだけでも少しだけ楽になります。
ここ最近また、ナナちゃんのブログをみてメッセージしました‼︎と言われることが増えて嬉しい反面、同じように苦しんでいる人がいることに哀しみも感じています。
私のブログ、ここ数年闘病ブログから遠ざかっていて今の私はこうしてます‼︎生きてます‼︎みたいな感じになってるので、過去のブログの内容をみてる闘病中の方なんだろうけど、あまりにも天使になってからのブログの件数が多いので、チラッとでもそちらをみて辛くないのかなーと、ついつい思ってしまう。
改めてこうして「今、闘ってる皆さまへ」とタイトルしたのは、来週にナナがお世話になった大学病院の看護学生の授業の一コマで、2年ぶりに天使ママとして闘ったことをお話しするから…
振り返るとやっぱりキツイですね…
それと同時に、今、この瞬間に闘ってる方に対して本当に頑張ってるなあと改めて感じます。生きてるからいいやん…って思った時期は、正直言ってありました…
(子どもが闘病の方に対して)
今は、ないですね…ナナが天国へ引っ越してから、何人の方から相談されただろう。同じように辛かった、分かち合えるって思うから相談してきてるからこそ、当時の気持ちを掘り起こして話を聴いてきた。
でも、やっぱり助けてあげることはできない。寄り添ってあげることなんておこがましいかもしれない。それぞれの家庭環境も何もかも違う。それでも闘病中のわたしは、誰かに聴いてもらいたくて、誰かの話を聴きたくて、ひとりで闘病生活をするのが(闘病は、娘だが…)不安で怖かった。今でも思い起こすと、不安が蘇る。
頑張っていた娘に対してわたしは、最大限のことができていただろうか?
もっと、他にやり方があったかもしれない。これは、治療法についてとか難しいことではなくて、日常の生活での些細なことなんだ。来月で3年になる。3年前のあの日、あのとき…鮮明に覚えていることと覚えてないこと忘れたいこと。もっと早くやっとけば良かったな…(治療法ではありません)
きっと何かしら皆が思うことなんだとも思う。私の前回のブログで、事故で子どもちゃを天国へ見送ったママさんから当時の具体的な話を聴いた。事故にあってから少し生きてくれたと話すママさんは、本当に本当に強く頼もしく思えた。
元気な子どもが突然…
わたしはやはり、想像することさえできない。
病気の方が、じわじわと生き地獄だと言われる方もいた。確かにそれもある。
何でこんな思いをして生きないといけないのか…
でも、もし子どもがそうなったら見届ける、見守る義務がある。
そして、その思いを伝える義務があるんだと思う。(忘れたい人がいるのは、近くにいるから分かってます。)
これは、戦争なんだ。
闘病は、戦争。
戦争が終わって、また新しい時代が始まる、始まった時代に、闘ってきた人がいる上での今の医療があることを忘れてはいけない。昔は、不治の病だった白血病も今は、治る確率が高いものになってきた。
それまで一体何人もの方々が、尊い命を奪われたことだろうか…
わたしは、語り部として
この世を去るときまで、ナナのこと小児がんで天使になった子どもたちのことを伝えていきたい。その全てが、今わたしが生きる意味そのものだから。
まだまだ、のびしろありまくりの40代、びょうきの子どもたちのことを俯瞰的にみたいからもっともっと様々なことが知りたい。やりたい事もいっぱいある。
今月は、下記のイベントの副委員長を務めることになりました。
ちいさないのち、知ってほしいです。
福岡近郊でなくても、夏休み期間中ですのでご来場お待ちしております♡