☆SOCCER KING☆
元イタリア代表FWのロベルト・バッジョ氏が自身の別荘でEURO2024・
グループB第2節のイタリア代表とスペイン代表の試合(イタリアが0-1で
敗れた)をテレビ観戦中に強盗に襲撃され、監禁された末に金品を奪われた。
21日、イタリアメディアの『コリエレ・デッラ・セーラ』が報じた。
現在57歳のバッジョ氏は、現役時代はユヴェントスやミラン、インテルと
いったイタリアのクラブを渡り歩き、セリエAで451試合に出場し、205ゴール
107アシストを記録。イタリア代表としても56試合に出場し27ゴール13アシスト
という成績を残しており、“イタリアのレジェンド”と呼ぶに相応しい存在だ。
そんなバッジョ氏が現地時間20日22時頃に家族とイタリア代表とスペイン
代表の試合を観戦していたところ、少なくとも5人の武装した集団が侵入。
バッジョ氏は武装集団と対峙し格闘したものの、襲撃者から銃で額を殴られ
深い傷を負い、家族と部屋に閉じ込められてしまった。そしてバッジョ氏
たちが監禁されている間に、強盗集団はバッジョ氏の別荘のすべての部屋を
回り、時計、宝石、現金を盗んだという。
その後、バッジョ氏は泥棒たちが去ったことに気づくと、部屋のドアを破壊し、
警察に連絡を入れ、病院に運ばれた。額を数針縫うことになったバッジョ氏
以外の家族には怪我はなかったものの、全員、強盗により暴力を振るわれた
恐怖が残っているという。なお、被害総額は現時点ではわかっていないと
伝えられている。