☆スポニチアネックス☆
3月30日に最終回を迎えた、TBS系紀行クイズ番組「世界ふしぎ発見!
レギュラー最終回3時間スペシャル!」(後7・00)の平均世帯視聴率が
9・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが1日、分かった。
今年放送された同番組で最高の数字となり、有終の美を飾った。
番組では、これまで170の国・地域を、ミステリーハンターと呼ばれる
リポーターが旅してきた。最終回は、番組でこれまで取材した合計4万時間、
日数にすると1667時間という映像資料をひもとき、視聴者リクエストや
二度と見ることのできない映像など、さまざまなベストワン映像を紹介し、
38年の歴史にピリオドを打った。
1986年4月19日放送の第1回放送からレギュラー解答者として出演した
女優の黒柳徹子は「この番組とはさようならをしても、自分でいろいろ
歴史の勉強、世界のことに目を配って自分なりに勉強していこうと思って
います」と涙を流してコメントし、感動を呼んでいた。
フリーアナウンサーの草野仁は、1986年4月の放送開始から37年間、
司会を務め、昨年4月に司会を勇退。その後もクイズマスターの肩書で
番組に出演した。同一番組での37年の司会は、「アタック25」の児玉清
さんを超える日本のクイズ番組史上最長記録だった。