岐阜市、金華山と山頂にそびえる岐阜城を背景に
清流長良川で繰り広げられる長良川鵜飼。
1300年の歴史があり、織田信長が「鵜匠」という地位を
与え保護し、徳川家康もたびたび鵜飼を見物したと
伝えられています。
チャップリンも2度も鵜飼見物に訪れすばらしいと絶賛したと
言われます。
長良川の鵜匠は6人で正式な職名は「宮内庁式部職鵜匠」
といい、代々世襲で親から子へとその技が受け継がれます。
全国で鵜飼は10カ所ほどあるそうですが、宮内庁職員は
長良の6人と少し上流の関市、小瀬鵜飼の3人だけとのこと。
金華山下の長良川では遊泳もでき、40万人都市を流れる
川の美しさは岐阜県民の誇りでもあります。
夜の訪れを待つ鵜舟
全長約13メートルで鵜匠と助手の「なか乗り」、舵をとる「とも乗り」の
3人が1組となって鮎を捕りながら川を下ります。
芭蕉が鵜飼を詠んだ句碑。
おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな
鵜飼観光は岐阜市が管理しています。
鵜飼観覧船事務所。
5月11日から10月15日まで川の増水時と中秋の名月の日
以外は毎晩催されます。
毎日夕方5時45分から乗船場で観覧客に鵜匠さんが鵜飼説明を
して下さいます。 (担当は日替わり)
いよいよ闇がせまる頃観覧船が次々にこぎ出されます。
エンジン付き50人ほどの大型船から手こぎの20人ほどの
船まで46艘あるそうです。
この日は若い人のカップルが多く、若い人々に興味を
もって頂けることは岐阜県民にとっても嬉しい限りです。
10羽から12羽の鵜をあやつります。
それぞれの鵜匠さんの家には25羽ほど鵜が飼われて
おり、その日によって元気の良い鵜を選ぶのだそうです。
15年から17年ほどの寿命とのこと。
鵜舟で取れた鮎を見せて貰いましたが一艘で3匹だけ。
不漁の今宵でした。
最後は鵜舟6艘が横一列に並んで下りながら漁を行う
「総がらみ」でクライマックスを迎えます。
是非、幽玄の世界を味わいにお出かけ下さい。
http://www.ukai-gifucity.jp/ukai/
乗船には予約が必要です。 上のHPから
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