元興寺です。
有名なお寺なので説明するまでもありませんが、、、
元興寺は歴史のあるお寺です。
その蘇我馬子が建立した飛鳥寺に遡ります。
あの飛鳥大仏が安置されている飛鳥寺は時代とともに名前と性格を変えてゆきます。
飛鳥寺→法興寺→飛鳥大寺→元興寺と寺号を変えてゆくんですね。
明日香の里にあった薬師寺、厩坂寺(興福寺)、大官大寺(大安寺)は都が平城京に遷都されると、一緒になって移っていきます。
法興寺(飛鳥寺)も奈良に引っ越すんですが、なぜか明日香も寺院として残ります。
なぜなんでしょう。。。
それよりも、蘇我馬子が建立した飛鳥寺がどうして平城京に移転することができたんでしょう。
蘇我馬子の孫、蘇我入鹿は中臣鎌足(藤原鎌足)に滅ぼされるわけですが・・・
その藤原氏が中心となって遷都する平城京に、よく移転できたなと思うのです。
そのあたり、、、寺院に責任はなかろう。。。と言うことになったんでしょうか
元興寺はその歴史も楽しいですが、建築物も国宝の宝庫です。
こちらは本堂にあたる国宝 極楽堂です。
もちろんですが、、、堂の中に入れます。そう国宝の中に入れるんです。
極楽堂の後ろにはこれも国宝、禅堂があります。
総合収蔵庫には小さな?国宝があります。
内部は写真不可なので・・・
国宝 五重小塔です。小塔といってもデカイのですが、、、
けっしてミニチュアではありません。
が、どうしてもミニチュアにみえてしまいます。
歴史、建造物、宗派、寺宝、、、どれをとっても深すぎますね。
これ以上は研究者にならないと、、、伝聞ではつまらないですね。
次に行くまでに、もっと事前学習してから行こう。。。