いやぁ、楽しそうだ。
たいてい朝一番は畑仕事。
黙々と何かをしている。
それが終わったら、シャワーをあびて、仕事。
仕事場所を、ちょくちょく変えている。
月曜日は、いなくなったと思ったら、ジャンプとお菓子を買いに行く。
ほとんど、家から出ない。
彼の生活圏は、半径100メートルくらい。
ジャンプを買いに行くのを入れると半径1キロメートル。
息子たちの空手が始まったので、送迎のため、少し出る必要が出てきたけど、基本的にステイホーム。
全然苦じゃないらしい。
ほんとに、楽しそう…。
世の中がステイホームになっていた時、これっていいじゃんって思った人が結構いるみたいだけど、夫は、まさにその人。
この生活を手にいれるためかどうかはしらんけど、田舎をあちこち見て回ったり、勉強会やら合宿やらに参加してみたりして、島と繋がって、島に移住し、生活を180度変え、リモートワークにトライするために、半年一人で勉強し、ようやく収入もやりたい暮らしも手に入れた。
マンション暮らしをしていた時に、
「土がいる、土がいる、」
と、言いながら農業の勉強会みたいなんに参加したり、棚田を借りたり…。
そこから始まってると思えば、夫のやりたい暮らしへの道は、10年近く続いてる。
ねばりづよいなぁ…。
でも、手に入れたんやなぁ…。
私自身も、今、空いた時間、結構あって、それを好きに使って、ほんま、ありがたい暮らしをさせてもらってる。
一番やりたい、「わが子達をゆとりのある気持ちで見守る暮らし」ってのをさせてもらってる。
島に来てから、夫だけがいっぱい働いて、私ら好きなことさせてもらってたのが心苦しかったけど、今は、夫が一番楽しそうだから、ほっとする。
「自分の人生を自分でデザインする」
夫のおかげで、私もさせてもらえてて、幸せなこっちゃ。
ありがたい。
No.1448