夫のねばり | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

学校が始まって、わが子の世話やら、他の子の世話やらがなくなり、余裕ができたので、夫がしていることまで視界に入ってきた。


いやぁ、楽しそうだ。


たいてい朝一番は畑仕事。


黙々と何かをしている。


それが終わったら、シャワーをあびて、仕事。


仕事場所を、ちょくちょく変えている。


月曜日は、いなくなったと思ったら、ジャンプとお菓子を買いに行く。


ほとんど、家から出ない。


彼の生活圏は、半径100メートルくらい。
ジャンプを買いに行くのを入れると半径1キロメートル。


息子たちの空手が始まったので、送迎のため、少し出る必要が出てきたけど、基本的にステイホーム。


全然苦じゃないらしい。
ほんとに、楽しそう…。


世の中がステイホームになっていた時、これっていいじゃんって思った人が結構いるみたいだけど、夫は、まさにその人。


この生活を手にいれるためかどうかはしらんけど、田舎をあちこち見て回ったり、勉強会やら合宿やらに参加してみたりして、島と繋がって、島に移住し、生活を180度変え、リモートワークにトライするために、半年一人で勉強し、ようやく収入もやりたい暮らしも手に入れた。


マンション暮らしをしていた時に、
「土がいる、土がいる、」
と、言いながら農業の勉強会みたいなんに参加したり、棚田を借りたり…。


そこから始まってると思えば、夫のやりたい暮らしへの道は、10年近く続いてる。


ねばりづよいなぁ…。


でも、手に入れたんやなぁ…。


私自身も、今、空いた時間、結構あって、それを好きに使って、ほんま、ありがたい暮らしをさせてもらってる。
一番やりたい、「わが子達をゆとりのある気持ちで見守る暮らし」ってのをさせてもらってる。


島に来てから、夫だけがいっぱい働いて、私ら好きなことさせてもらってたのが心苦しかったけど、今は、夫が一番楽しそうだから、ほっとする。


「自分の人生を自分でデザインする」
夫のおかげで、私もさせてもらえてて、幸せなこっちゃ。
ありがたい。


No.1448