あれこれやらせたい気持ちをグッとおさえ、的を絞って取り組ませることに。
ひとつめ、とりあえず、音読。
小学生新聞のどこかひとつの記事を読む。彼の好きな記事を読む。
(長男が読み終わった1週間遅れの新聞。)
5分(日によっては10分)経ったら、残りは私が続きを読む。または、次の日に続きを読む。
ふたつめ。漢字検定の2年生該当級がようやく終わったので、そこからできていない漢字をピックアップしてノートに問題を作っておく。
みっつめ。九九の百マス計算を30マスからぼちぼち取り組む。
(歌のおかげて、順番に言うことはほぼできるようになっています。)
音読だけは、つきっきりです。
その時に分からない言葉を一緒に話します。
助詞などをテキトーにとばすので、細かいところまできちんと読めるようになることを目指します。
模試の過去問を解いていると、とりあえず、問題が読み取れないとできません。
そのためには、読む力をつけることだと思っています。
そして、読めているかどうかは、音読をさせると一発で分かります。
本を見ている子どもさんが、本当に読んでいるのかどうか、その本を読んでもらって一度チェックしてみてもいいかもしれません。
「絵を見ている」お子さんもたぶん、おられます。
小さい頃はそれも、想像力がつくのでいいと思うのですが、字に興味がないままだと、徐々にしんどくなっていきます。
1日5分でも10分でも学校の音読の宿題以外に音読をさせるといいと思います。
学校の音読は、同じのを繰り返し読むので、繰り返し読むことでその言葉が自分のものとなって使えるようになっていくという良さはありますが、初めての物を読むという力はつきにくいです。
つきあうのは大変ですが、1日5分だけ、などとすると、少しは継続できるかもしれません。
(1週間に1回でもしないよりはいいと思います。)
親も子どもも無理なく無理なく。
だいじなのは、子どものやる気の継続。
子どもと親は別の人格だから、彼ができそうでくいついてきそうなことで力がつきそうなことを、探っていくことですね。
子ども新聞、大人が読んでも面白いですよ。
次男が子ども新聞を読もうとするところまできたことに成長を感じます。
No.1350