教室で、
「予想が書けるようになってきたね。予想するときに、なぜその予想をしたのか理由も書けるようになっていったらいいね。」
ということを伝えていました。
すると、ある子が、
「来年も○○先生(私)から習いたい。」
と大きな声で言ってくれました。
ありがたいお言葉。
教えた子どもから言ってもらえるのが一番の力になります。
「どうやったらこの子達に力をつけられるんだろう。」
と、常に考えるお仕事。
1年たって、出来ていないこともあるけど、出来るようになったことがたくさんある。
来年も私から習いたいと言ってくれた子は、自分の成長を自分なりに感じとれたのかな。
理科の学び方の基本を繰り返し繰り返し伝えてきました。
学び方を知っていると、後は自分の力で学べます。
後半は、見やすいノート作りにもこだわってきました。
広島では、「基礎基本」という、どこまで子ども達が力をつけているか、というテストが1月にあります。
そこに向けて、ちゃんと学力をつけるという意識が先生方の中にあって、理科の試験もあるので、私も試行錯誤させてもらいました。
問題がよく練られていて、覚えているだけではできないようになっています。
教えられたことを覚えるのではなく、問題を読み取り、なぜそうなるのか考え、自分の言葉で表現する力をつけていかないといけません。
毎年学力調査があるのはしんどいけれど、どんな力をつけることを求められているのかがよく分かるので、よかったな、と、思っています。
そして、今は、一科目だけと向き合える贅沢な環境なので、教えていて、とても楽しかったです。
国語や算数は校内研究で何度も取り組んできましたが、理科の研究はしたことがありませんでした。
だから、自分なりに理科でつけたい力を考え、実践するのは面白かったです。
そして、それを子どもから評価してもらえた。
(声の大きなその子だけかもしれませんが(笑))
今年度もいい1年でした。
子ども達と何らかの形で関われる幸せ。
かわいくてかわいくてたまらない子ども達。
担任の先生ではなくても、子ども達はかわいい。
みんなみーんな、幸せな大人になってほしい。
そんな願いで関わっています。
嬉しいお言葉、ありがとう。
私もご縁があったらまた君たちを教えたいです(*^^*)
No.887