金曜日、息子たちが幼稚園に行っている間に大崎上島の資料館などをまわってきました。
理由は、3年生の次の学習が、わたしたちの市について、なのに、町についてあまりに知らないため。
子どもに教える専用の副読本がないので、教科書をもとに、まわりの先生に、この島の特徴を教えていただいたのですが、それだけでは不十分だと感じたので。
草津は、「わたしたちの草津」っていうのがあったので、あるのがあたりまえだと思っていたのですが、そういうものではないようです。
子どもの頃、「わたしたちの明石」っていうので、明石のことを勉強した記憶が残っているので、ある地域も結構あるのかな。
もうひとつは、総合的な学習で、子どもが行きたい場所の下見。
新しい地域で地域学習をするときは、下見は欠かせません。
その地域で働かせていただく中で、その地域について、よく分かっていきます。
自分が住んでいる地域で働いたことはなかったので、自分が住んでいる地域について学ぶ機会をいただけたことは、ありがたいです。
前置きが長くなってしまいました。
で、行ったところ。
木江の古い街並みの中にある天満のお宮さん。
この街並みがどうやってできたのか、なぜ、お宮さんがここにもってこられたのかなんて話を、そこの食料品店のおじさんに教えていただきました。
今、まちなみが空き家がちになっている理由なんかも。
移住者なんかが入ってそのまちなみを再生させたら面白いと思うのですが、現実はなかなか厳しいようでした。
名札をつけて学校関係者と分かるようにしていったので、いろいろ聞きやすかったです。
他にも
船の形をした資料館に入って、島の歴史を学んだり、
ずっと気になっていたかもめ館に入ったりしました。
かもめ館は、誰でも使える施設で、野菜も売っていました。
アスパラ、とっても美味しかったです。
島といえば、造船所なので、造船所の写真も。
秋に夫の働く造船所に見学に行くので、話をうかがうのは、その下見の時になるのかな。
(写真は、夫のところではないです。)
この島がどうやって暮らしをたててきたのかということも、資料館で学びました。
途中寄ったエディオンで、また、島のうつりかわりについて聞かせていただき、紙の上で学ぶことと、そこで生きてきた人から話をうかがうことの両方ができました。
その後、別の資料館で、また学びました。
資料館の望月邸のお庭。
内務大臣をつとめた望月圭介の生まれた家が資料館になっているそうです。
京都やったら、お庭で抹茶を飲むなんてのがよくあるけれど、そんなことができちゃいそうな素敵なお庭。
帰りがけに、ずっと気になっていた休憩所に寄ってみました。
昔、小舟で大型船まで人を運んでいた時代の待合室に使われていた家で当時のままの物も残っていました。
飲み物も出してもらえるのでカフェとしての利用も可。
オーナーさんの実家がそこだということで、子どもの頃のお話なんかも聞かせていただきました。
写真も飾られていました。
島や瀬戸内海の民話も集めておられたので、ゆっくり勉強に来ますと言い残し、時間切れとなりました。
今回の旅では、島の人3人から話をうかがうことができました。
観光パンフレットなどで知っていることが、生き生きと私の頭で動き始めました。
私のフィルターを通して見たこと、聞いたことを、3年生の子ども達にいかに伝えるか。
考えただけでも、ワクワクします。
昔は、調べすぎて、全部伝えたくて、結果、何がだいじか分からなくなる、って失敗なんかもしていました。
「で、あんたの伝えたいことは何なの?」
って、先輩の先生に言われて青ざめたことがよみがえります(T_T)
数々の失敗を積み重ねた上の今の私。
ひとりでできるようになって、ここで働けていることに感謝だな。
今まで育ててくださったみなさま、ありがとうございます。
この仕事のおかげで、まちのことを学べて、それをアウトプットできます。
趣味と実益を兼ねたいい仕事。
歯医者通いにヨガ通いに休憩所通いにまち探検。
金曜日にやりたいこと多すぎですね。
ま、なにごともぼちぼちと。
今日も、お読みいただきありがとうございました(*^^*)
それでは、今日は、このへんで。
みなさま、素敵な1日を。
No. 309