金曜日は、交通の学習でした。
県内にどんな種類の電車が走っていて、何本高速道路があるんだろう、なんてことを地図を見ながらプリントに書き込んでいきました。
何ごとも生活経験がモチベーションなどに関わってくるのですが、今回は特に、知っている子と全く知らない子との差が大きかったです。
最近、電車で移動する時に見かける子どもの姿やら高速道路で渋滞している時に隣の車の様子が目に入ってくるのを見ていると、子ども達、DSやDVDを見て過ごしていることが多そうな気がします。
ずっとそれをし続けているのだとしたら、もったいない時間の過ごし方だと思うのです。
「この電車は、何行きなんだろう。」
「新快速は、どの駅に停まるんだろう。」
「分岐点に近づいてきたな。」
「パーキングがあるな。」
ゲームなどをしないで、ぼぉっと眺めているだけでも、上のような情報は入ってくると思います。
親が意識的に問いかけてるとしたら、それはもっと強化されると思いますが。
社会科の好きなお子さんは、車でどこかに連れて行ってもらった時に、
「先生、ほんまにビニールハウスが並んでたわ。」
なんて、習ったことと実際を結びつけておられました。
中学なり高校なりで、自分で動くようになると必然的に身についてくると思うのですが、小さい頃から何気なく見ていることも重要だと思います。
せめて休み中どこかに連れて行ってあげた時には、地名なんかは話してほしいなと思います。
「冬休み、家族で温泉に行ってきました。」
「どこの?」
「知らん。」
なんてやり取りも結構あるので…。
紙の上で知識として習うことと、現実とが結びつく時に生き生きとした学習になるのではないかと思うのです。
行ったことがある場所、知っている地名に子ども達は食いついて地図を眺めています。
ゲームが全て悪だという気はないですが、待ち時間=ヒマ=ゲーム、という捉え方はもったいないなぁと思います(*^^*)
では、今日も素敵な1日を(*^^*)
No.228