情報を伝える仕事としての教師の役割 | かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

かずえ☆since2016.4 大崎上島、親子で移住、古民家暮らし。

平成28年3月に19年勤めた小学校の先生を辞め、広島の大崎上島に家族で移住しました。
子どもは、8才と7才の男の子です。子ども達はずいぶん大きくなりました。

そんな我が家の子ども達の成長や、私の気づきを記録していきます。

学校教育とは、とてもよくできたカリキュラムだと思います。
(そりゃ、何年にもわたって指導要領が作られているのですもの、そうなっていないと困りますよね(*^^*)

最近話題になっている道徳も、1年間でいろんな内容に触れさせることができるようにとてもよくできたカリキュラムが作られています。

先日、「勤勉努力」という内容で、
「イモリが元気だと雨が降る」
という題材を読みました。

5歳から天気に興味を持ち、天気図を書き続け、夕焼けの天気を毎日観察したり、カエルやイモリを飼って観察し続けるうちに予報の的中率が上がっていき、四年生になって、観察をまとめる中で、イモリが元気に動くと雨が降るということを発見した話です。
まあ、すごくがんばる男の子のお話。

授業では、勤勉努力とは少しずれたけれど、
「自分らも、ずっと好きで続けていることの中に自分の得意としていることがあるんじゃないかな」
みたいな投げかけで、自分のずっと無理なく続けられていることについて考えてもらいました。

自分の「強み」につながっていくと思ったので。


そんな話をした次の日に、この記事がとんできたのです。

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※写真もwithnewsよりお借りしました。


この山内奏人くんは、10歳の時にプログラミングと、図書館の本を通じて出会ったそう。

そして、中3の今は、ベンチャー企業とコラボしているそう。

この中で、10歳からということが、ポイントで、私の担任する子たちも10歳。

実在するニュースになっちゃうような子が、10歳から始めて一流になっている。

➡️やれば自分もできるんちゃう。

なんて感じです。

道徳の授業で一回そういう内容していると、話も入りやすかったです。

そして、実在の人物の話には、子どもたち、くいつく(*^^*)



ここで、言いたいのは、教師の役割って、子どもたちにいかにタイムリーに情報を提供してやれるかだということです。


今は、2分の一成人式に向けて、どんな大人になりたいのかということを考えさせています。

そのアンテナにひっかかってくることをどれだけ集められるか。
そして、それを子どもたちに分かる形でどれだけ提供できるか。


すべてが全員の心にひっかからなくてもいいけれど、いい影響になりそうなことは、できる限り伝えてやりたい。


そんな気持ちでやってます。

まずは、面白そうなことに自分がひっかかることかな。

そういう意味では、SNSってとっても便利(*^^*)


親としては、長男がはまっていることにとことんつきあってきてよかったな、と改めて思いました(*^^*)

では、今日も素敵な1日を(*^^*)

No.224