ほぼ、毎時間100マス計算に取り組み中。
やっていて面白いのは、足し算、引き算、かけ算において、タイムがバラバラな子がたくさんいること。
公文など、習い事をしている方達が速いのはおいておき、習い事をしていない方達は、いつの学習を積み残しているのかがよく分かる。
引き算の仕組みを理解するのでいっぱいいっぱいだった子は、習熟するまでに次の単元にいってしまったんだろうな、と想像したり…。
取り組んでいて思うのは、やっぱり、低学年が重要だということ。
100マス計算の中味は、1、2年生。
ここできっちりしておけば、計算がどんなに複雑になっても、ミスが少ない。
計算がパッとできれば、仕組みを理解することに時間を使える。
計算カードの練習で、覚えるまでさせてくださいと保護者さん達に伝えてきたけれど、本当にそう思う。
1年生はきっと、繰り下がりの引き算が2学期に終わるはず。
冬休み、親子で習熟に取り組んでほしいな、と願わずにいられない。
1年生の間に、繰り上がり繰り下がりの足し算引き算を習熟、2年生にかけ算を習熟するために、家でできそうなことは、毎日100マス計算を宿題とは別に5分することだな。
2年生は、足し算引き算もしたらいいと思う。
時々3年生もするといいと思う。
宿題とは別にってのがポイント。
公文やソロバンなどの習い事をしている人は、そこで、ものすごい量をこなしている。
やっぱり、計算は、量が大切だと思う。
4年生になると、中学校で、習うような式の仕組みまで出てきた。
(◯+△)×□=◯×□+△×□
みたいな(^^;;
たくさんお手上げ状態の子ども達が出ていたことが、テスト結果から明白に(^^;;
毎朝、出席確認の時にしている黒板問題に式の仕組みもしないとな、なんて思ってる。
100マス計算で基礎のやり直しをしつつ、今習い終わったことの習熟もはかり、現在の学習を進めていく。
先生の仕事って、
そうしながら行事に向けて滞りなく進め、その時に使ったお金の清算をし、個別懇談の用意をする。
そして、成績もつける…。
ホントに、多岐にわたる。
日々の仕事に追われて、習熟まで見とれない先生達が多くいるんだろうな、ということがよく分かる。
学級が落ち着いてないと、そこまでの余力もわかないだろうし。
子ども達に頑張りきらそうと思うと、子どもらと信頼関係できていないとダメだろうし。
これが必要と伝えても、頑張るのは子どもだし。
ホントに、どんな仕事でもそうなんやろけど、本気でやったら、やってもやってもしきれてないことが出てくる。
でも、どこかで4年生の彼らの力となることを願って私が今、彼らにできることを考えしていくことが大切なんだと思う。
余談ですが、
100マス計算をしていたら、足し算引き算はものすごく時間がかかるけれど、かけ算だけはバッチリの子がいて、その子の2年生の担任の先生が私がとっても尊敬している先生だったことが分かり、その方に思わずメールした。
先生の仕事、しっかり子どもに残ってますよって(*^^*)
2年生はがんばったと本人も豪語している。(毎年がんばれよ、と言いたいとこですけどねぇ(^^;;)
この1年がんばったって思い出してもらえるように私もがんばろ(*^^*)
長文読んでもらってありがとうございました(*^^*)
No.164