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PhotoScanの新バージョン1.4リリースのご案内

PhotoScan ソフトウェアの新バージョン ver1.4.0がリリースされました。

 
■大きな変更点
・白板による反射率変換
・高密度ポイントクラウド(点群)インポート
・動画インポート
・Agisoft Lens機能の統合

 

【Standard版Professional版共通の追加機能】
 

・フライスルービデオエクスポートに対応した[アニメーション]ペインを追加
・Agisoft Lens機能をPhotoScanに統合(チェスボードの表示とレンズキャリブレーション)
・ポイントのインポートコマンドを追加
・ビデオのインポートコマンドを追加
・追加画像のみのアラインメントに対応
・DNG画像のデモザイク品質を改善
・[領域を移動]、[オブジェクトを移動]、[オブジェクトをスケーリング]ツールを追加
・モデルビューに画像サムネイルを追加
・周辺減光や画像間の明るさ補正のための[カラーキャリブレーション]コマンドを追加
・単一のチャンク内に複数の高密度クラウドとモデルが構築可能
・[設定]ダイアログにショートカットのカスタマイズを追加
・[設定]ダイアログに3Dマウス設定を追加
・[設定]ダイアログにミップマップ生成オプションを追加
・[設定]ダイアログに可視性の連続したメッシュ生成手法の設定を追加(試験導入)
・[メッシュリファイン]コマンドを追加(試験導入)
・[進行状況]ダイアログに詳細セクションを追加
・[高密度クラウド構築]にポイントカラーの計算オプションを追加
・[カメラキャリブレーション]ダイアログに、放射状および偏心歪みプロットを追加
・[カメラキャリブレーション]ダイアログに[変換]ボタンを追加
・[バッチ処理]ダイアログに[メッシュリファイン]コマンドを追加
・[メッシュ構築]ダイアログに[正確な体積マスクを使用]オプションを追加
(可視性の連続したメッシュ生成手法のみ)
・[テクスチャ作成]ダイアログにゴーストフィルタを有効にするオプションを追加
・クラスと選択による高密度点群フィルタを追加
・写真ビューに[ビューをキャプチャ]コマンドを追加
・[写真]パネルに[深度マップ]ボタンを追加
・[写真の歪みを補正]ダイアログに[色調補正を適応]オプションを追加
・[高密度クラウド]に[ポイントの法線を反転]コマンドを追加
・インポートされた法線を持たない点群に対しポイント法線の計算を追加
・[スムースメッシュ]コマンドに[ボーダーを調節]オプションを追加
・メインメニューを改訂
 
○データフォーマットとアップローダ
・モデルのインポート/エクスポートにAlembicフォーマットを追加
・カメラのインポートにFBXフォーマットを追加
・カメラのエクスポートにBlocks Exchange形式が対応
・Sketchfabアップローダがポイントクラウドに対応
・PointBoxアップロードに対応

【Professional版の追加機能】

 
○ステレオ計測
・モデルビューにイメージオーバーレイを表示するための画像表示ボタンを追加
・立体視表示に垂直および水平分割ステレオモードを追加
・3Dconnexion SpaceマウスとStealth 3Dマウスに対応
○植生指数の計算
・反射率較正パネルと各バンドの反射率入力をサポートをした[反射率キャリブレーション]コマンドを追加
・カメラ露出パラメータと放射照度センサのメタデータに基づくラジオメトリック標準化を追加
・[カメラキャリブレーション]ダイアログの[バンド]タブに[バンド感度を正規化]オプションを追加
・各スペクトルバンドに別々の黒レベル値を追加
○座標変換
・[座標設定]ダイアログにデータム変換を追加
・サードパーティのフォーマットからジオイドインポートに対応
・垂直方向の一定のデータオフセットに対応
・カメラとマーカの座標系が別々に設定可能
○データフォーマットとアップローダ
・タイルモデルのエクスポートにインデックス付きの3DシーンレイヤーとCesium 3Dタイルフォーマットを追加
・APM /PixHawkの飛行ログからのカメラ参照のインポートが対応
・E57フォーマットへポイント法線と画像エクスポートが対応
・高密度クラウドエクスポートにCesium 3D Tiles形式が対応
・ポイントエクスポートでXYZ形式のマルチスペクトルカラーに対応
・タイポイントとマーカーのエクスポートにDAT / EM Summit XML形式が対応
・Agilent ViewerのタイルモデルエクスポートにOSGB形式が対応
・カメラエクスポートのBINGO形式にポイント座標が追加
・[データアップロード]のSputnik Webアップローダにオルトモザイク/ DEM /タイルモデルアップロードを追加
・[データアップロード]のMelownアップローダにタイルモデルアップロードを追加
・[データアップロード]の4DMapperアップローダにタイルモデルが対応
・[データアップロード]のポイントクラウド/モデル/タイルモデルに[ラスタ変換]オプションを追加
・ポイント/モデル/タイルモデルのエクスポートコマンドに[ラスタ変換]オプションを追加
○その他
・モデルとタイルモデルがマルチスペクトルテクスチャに対応
・単一チャンク内に複数のタイルモデル/ DEM /オルトモザイク構築に対応
・Agisoft Viewerに非タイルモデルが対応
・Windowsでのサービスモードの追加
・Yuneecカメラのメタデータに対応
・Ctrl + Altキーでのシェイプのドラック操作に対応
・[設定]ダイアログに緯度/経度フォーマットを追加
・[設定]ダイアログの外観タブにDEMパレットを追加
・[設定]ダイアログのXMPメタデータからカメラキャリブレーションの読み込みを追加
・[設定]ダイアログにXMPメタデータからGPS / INSオフセットの読み込みを追加
・[設定]ダイアログに[マーカーをシェイプの頂点に貼り付ける]オプションを追加
・基準マーク付きのフィルムカメラに対応
・固定カメラリグのオフセット推定を追加
・[カメラキャリブレーション]ダイアログに[レイヤーインデックス]オプションを追加
・[カメラキャリブレーション]ダイアログに[基準点]コマンドを追加
・[統計調査]コマンドを追加
 
Agisoft製点群作成ソフトウェア「PhotoScan -Professional edition-」
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〒654-0111 神戸市須磨区車字下大道1226-9
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DJI Matrice600PRO用プロペラガード

現在の航空法においては、住宅密集地上空や第三者物件から30mの距離を確保できない際の飛行にはプロペラガードの装着が求められます。

 

PhantomやMavicなど小型の機体では、DJI純正のプロペラガードがありますのでよいのですが、設定のない機体では社外品を使用するか自作するしかありません。

 

最近になってINSPIRE2用のDJI純正プロペラガードがようやく発売されましたので、INSPIRE2ユーザーの方には朗報かと思います。

 

そして大型機体のMATRICE600/600PROは、となると社外品といっても選択肢は実質2つしかありません…

ホームページを見る限りではそれぞれに長所と短所がありそうで、実際のところは購入して使ってみないと分からないというところなのですが、どちらも1セット6万円以上するのと何か問題が起こったとしても全て使用者責任になりそうだし、なかなか簡単にテストすることもできなかったのですが…

 

それでも先日MATRICE600PROを使用してのDID地区でのデモ飛行しなければならなくなったため、苦渋の決断?でJDRONEさんオリジナルのプロペラガードを購入させてもらいました。

 

JDRONEさんオリジナルプロペラガードは、工具不要のワンタッチ装着が可能で、1個当たりの重量が74gと軽量だったことが選択の決め手となったのですが、逆に留め具なしできちんと固定できるのか、飛行中にずれたりしないのかが非常に心配でした…

 

前方赤モーター用

 

こちらがその他の黒モーター用

 

どちらもナイロンとカーボンを組み合わせた作りとなっています。

 

装着部のアップ

 

非常に軽いですし、大きさも必要最低限となっているので持ち運びに関しても問題はないと思います成功者っぽい顔

 

装着した状態

完全に奥まで押し込まないといけないので、装着時に若干コツが必要かもしれませんが、何度か行えば直ぐになれるかと思います。

 

室内だとかなりの大きさです…汗

アームの振動くらいでは外れたりはしないと思いますが、やはり留め具がないのでその点に不安が残ります…

 

先日発売されたINSIRE2用DJI純正品の実物はまだ見ていないのですが、デザインもよくできていますし、工具不要の留め具があるのでやはり純正品は安定感と安心感があります明るい顔

 

アームにスライドしてはめ込んだ後に留め具でガッチリと固定します。

 

ではJDRONEさんオリジナルのプロペラガードを使用した感想はというと…

 

全く問題はありませんでした…

感心したのは、MATRICE600はモーターの馬力が半端ないためモーター始動時にアームがかなり振動するのですが、ガードを装着することでその振動が収まります…

ガードがバランスウェイトの役目をするのですね。

 

今回の飛行は風もほとんどなく条件が非常によかったので、風のある時などにガードがどれくらいの影響を受けるかなどもテストをしなければいけないところなんでしょうが…

 

こればっかりは、トラブル(ガード脱落など)発生→プロペラ破損(即墜落?)の確率が非常に高いと思われるため、全くやる気が起こりません…成功者っぽい顔

 

本来ならこのように不安が残る場合は、使用してはいけないのだと思いますが…違反をすることもできませんし、やはり全ての機体にDJI純正品のプロペラガードを発売してほしいと節に願っています。

 

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DJI MATRICE200シリーズ

新製品のMATRICE200シリーズですがようやく当社でもリリースすることになりました。
ご要望頂いていました赤外線カメラ、望遠カメラも同時リリース出来そうです。
M600シリーズ同様、RTKにも対応しています!!
まだまだ手探りの部分もありますが、対応していきますので皆さまご検討のほどお願い申し上げます!
 
 
 
 
 
 
 
 
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トプコンTSトラッキングUAS

トプコンから新しく発売されるTSトラッキングUASの製品発表会に参加してきました成功者っぽい顔

 

場所はドローンを実際に飛行させるためにトプコンが誇る神戸市西区にある神戸トレーニングセンターで行いました。

こちらではTSやGNSSなどの測量機だけでなく、ドローンや建設機械のマシンガイダンスやマシンコントロールの実演や研修まで実施でき、またセミナールームや男女別の更衣室まで完備した施設となっています。

 

i-Constractionの後押しもあり、ドローンとフォトスキャン等のSfM(空中三角測量)ソフトウェアによる3次元データの作成が一般的となって来ましたが、課題のひとつに現場での標定点の設置がありました。

※トプコンソキアポジショニングジャパン「TSトラッキングUAS」販売資料より抜粋(以下同じ)

 

標定点、検証点の数や配置は「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」に細かく決められているのですが、おおざっぱに言うと100mに1点くらいの数を設置しなければなりません…

ドローンの撮影自体は非常に短時間で終了するのに対して、この標定点、検証点の設置から管理、測量作業に多くの時間を有していました。

また急傾斜地や災害現場などそもそも標識を設置することすら困難な場所もあります…汗

 

 

TSトラッキングUASでは、ドローンに設置した全方向プリズムを自動追尾トータルステーションで精密に追尾測定し、写真の撮影位置を正確に測定することで標定点を設置しなくても精度良い3次元データを作成することが可能になります!!

 

H29年3月の出来形管理要領の改定により、TSトラッキングUASを利用する場合は、標定点が不要と作業要領に明記されています。

実演では、トプコンの自動追尾トータルステーションGTシリーズが使われていましたが、ソキアiXシリーズでも使用可能です。

 

ドローンはエンルート製QC730-TSで、従来のQC730にシャッターロガー装置とカメラ、プリズムユニットを追加した新型になります。

 

カメラは現時点ではソニーα6000が唯一使用できるそうです。

 

そして測定精度の肝となる自動追尾TSとカメラ撮影時刻の「同期」はお互いにGPS時刻で同期するため、データ通信やネット環境は必要ありません驚き顔!!

TSは既存製品が使用できますが、別途TSオンボードソフトウェア「LPS UAV」をインストールしなければなりません。

撮影データの解析や点群データの生成は、従来の「MAGNET Collage UASキット(※V1.2より対応)」にて行います。

TSトラッキングUASや同じく解析時の標定点を必要としないPPK(後処理キネマティック法)技術を用いたシステムなど今後も写真測量を使った3次元測定技術はどんどん進化していくと思われます成功者っぽい顔!!


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Pix4D Captureがバージョンアップ

自立飛行アプリのPix4D Capture iOS版がV2.2.0にアップデートされ、ようやくiOS端末でもミッションの保存ができるようになりました!!

 

DJI GS Proが発表されてから出番が少なくなっていたPix4Dですが、Phantom3とInspire1ユーザーにはまだまだ必要不可欠なアプリだと思います。

ただこれまでは、ミッションの保存が何故かアンドロイドOSでしか対応していなかったため、使い勝手がよくありませんでした…

 

▽Pix4D Capture iOS版起動画面

作成したミッションを保存できるようになったので、現場へ行く前に事務所で詳細な飛行計画を立てたり、オフラインでの使用がより簡単になります成功者っぽい顔

 

▽保存されたミッション

 

▽アンドロイド版にはある、ひとつのミッションで複数の飛行プランを設定する機能はまだ無いようです。

 

▽メイン画面

①GSD(Ground Sampling Distance/地上分解能)が追加されました。

②飛行高度もこれまで10m単位でしたが、1m単位で設定可能になっています。

③飛行計画を作成したらこのアイコンをタップしてミッションを保存できます。

あと今まではできなかったポリゴン作成エリア全体が簡単に平行移動できるようになっています…細かい事ですが、これができると結構便利です。

 

▽飛行中の画面

④今までは「ABORT(中止)」ボタンではミッションを中止することしかできませんでしたが…

 

⑤「ABORT」で一時中止したのち「GO HOME」自動帰還が追加され、バッテリを交換後に続きから再スタートができるようになっています。

 

⑥「START」ボタン

 

Pix4Dには、これ以外にも「DOUBLE GRID(ダブルグリッド)」という指定したエリアのX方向とY方向で自動的に斜め写真を撮影できる3D計測には大変有効で、且つ他にはないオンリーワンの機能があるのですが、今回のバージョンアップで更に使い安くなると思います。

 

欲を言うなら、現時点ではPix4Dではカメラの露出とピント設定はできないので、好みの画質や色味で撮影する事がなかなか出来ません…(ホワイトバランスのみ選択可)

カメラ設定画面を追加するか、事前に設定したカメラパラメータをそのまま使えるようにしてもらえるともっと出番が増えるのになぁ…と思います。

 

 

 

今後のバージョンアップにも期待しています明るい顔


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