ケーエステック株式会社
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ホームページリニューアルしました!

 

令和4年4月1日、いよいよ新年度がスタートしました!

 

 

このたび、弊社ホームページをリニューアルしましたのでお知らせいたします。

以下よりぜひご覧ください。

 

 

http://www.kobeseiko.co.jp/rental.html

 

本年度もなにとぞ弊社ケーエステックをよろしくお願い申し上げます。

 

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ケーエステック株式会社

〒654-0111 兵庫県神戸市須磨区車字下大道1226-9

mail-to: info@kstec.net (スパム対策で@を大文字の@へ変えております)

TEL:078-741-8450 FAX:078-741-0690

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弊社小野練習場に基準点を設置いたしました。

  

 

  

 

 

  

 

対空標識も配置できるよう目印を付けてあります。

ドローンやレーザースキャナ、GNSS等の精度確認も可能ですので、

ご利用の際、ご用命頂ければ座標値をお知らせいたします。

弊社練習場をお使いの際はぜひご活用ください。

 

小野練習場

http://www.kobeseiko.co.jp/news/20160411.html

 

最新機器特設サイト KSI Solution

https://sites.google.com/view/kobeseiko/

 

 

 

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ケーエステック株式会社

〒654-0111 神戸市須磨区車字下大道1226-9

北緯:34度41分00.7118秒 東経:135度06分35.5006秒

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TEL:078-741-8450 FAX:078-741-0690

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LIVOXレーザーライダーテスト

DJIから発売されました、レーザーライダー DJI LIVOX HRIZONのデモ機を入手致しましたのでテスト計測を行いました。

 

本体のスペックは、

 

【モデル】Horizon

【レーザー波長】905 nm

【安全等級】クラス 1 ( IEC60825-1:2014)

【範囲(@100キロ ルクス)】

90 m @ 反射率10%

130 m @ 反射率20%

260 m @ 反射率80%

【FOV 】81.7° (水平) ×25.1° (垂直)

【距離精度 (1σ @ 20m)】2 cm¹

【角度精度】< 0.05 º

【ビーム発散】0.28° (垂直) × 0.03° (水平)

【データサイズ】240,000 点/秒

【FOVカバー率】60% @0.1秒、 98% @0.5秒²

【誤警報率(@100 K ルクス)³】< 0.01%

【動作環境温度】-40˚ C ~ 85˚ C

【IP等級】IP67

【電力】12 W 標準値⁴

【インターフェース】 イーサネット

【データの同期】IEEE 1588-2008 (PTPv2)、PPS (パルス毎秒)

【サイズ】77×115×84 mm

【重量】1180 g

 

となっており、自動運転技術を含めた5G技術の運用のために開発された商品となりますが、もちろん機構としてはレーザースキャナーであるため、いわゆる点群取得用ツールとしての活用も可能なはず!と考えテストしてみました。

 

商品としてはこれですべてです。

左から、電源アダプタ・接続ボックス・ライダー本体です。ライダー本体は手のひらサイズです!

PCにデータを取り込みますが、PCとは有線LAN接続となります。

測定原理については弊社サイトをご覧ください。

https://sites.google.com/view/kobeseiko/Livox-LiDAR

 

今回は弊社大阪支店より前方遠景、真下の道路、前方近景の3パターンで計測してみました。

各々、計測時間は20秒です。

 

①前方遠景

 

今回はカメラ用三脚に設置して計測を行いました。

 

 
スキャナから見える画像はこんな感じになります。
 
20秒スキャンして出来た点群データの画像がこちら
LIVOX計測アプリでの表示。近いビルまでの距離が25メートル、遠方のビルまでの距離が180メートルとなります。しっかりと点群データが取得できています。
 
 
データをLASファイルに変換し、福井コンピュータさんのトレンドポイントで表示させてみました。
ポイント数が388万点、20秒計測なので空間の抜けはありますが、充分取得できています。
こちらの点群データは下記URLでご覧いただけます。
 
②真下の道路
このような形で、真下の道路を計測してみました。
 
 
 
こちらも20秒スキャンして出来た点群データの画像がこちら
LIVOX計測アプリでの表示。弊社大阪支店は地上からの高度は約30メートルになります。
 
 
データをLASファイルに変換し、福井コンピュータさんのトレンドポイントで表示させてみました。
ポイント数が540万点、20秒計測なのでほぼスペック通りの計測点数となっています。
 
こちらの点群データは下記URLでご覧いただけます。
 
 
③最後に、正面のビルをメインに計測してみました。
 
こちらも20秒スキャンして出来た点群データの画像がこちら
 
近距離点群データ(約25メートル)となりますが、構造物の窓枠の形や看板の文字まで認識出来、地上型レーザースキャナと比較しても遜色ないようなデータとなっています。
 
まだまだ検証を必要とする場面がありますが、この価格でこれだけのデータが取得できるのかという感想です。特徴として、計測時間を増やすことで穴がどんどん埋まっていくような機構になっているので、30秒、1分程度計測すればさらに良いデータになると思います。
 
自動運転だけでなく、MMS分野への応用や、もちろんドローンへの搭載を含めて様々な検証を進めていく予定ですので、ご興味おありの方はお問い合わせください!
 
弊社サイト ページ下部のお問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ
 
 

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〒654-0111 神戸市須磨区車字下大道1226-9

北緯:34度41分00.7118秒 東経:135度06分35.5006秒

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DJI MAVIC 2 ENTERPRISE DUAL

今回は、DJI小型折り畳み構造のMAVIC 2 のボディに赤外線カメラと可視カメラの両方を搭載したMAVIC 2 ENTERPRISE DUALをご紹介します。

 

小さいながらもFLIR社の赤外線カメラと1/2.3インチCMOS 有効画素数1200万画素のビジュアルカメラを搭載しており、赤外線画像と可視画像の静止画ならびに動画を同時に撮影する事が可能です。

 

MAVIC 2 ENTERPRISE DUAL可視画像

 

MAVIC 2 ENTERPRISE DUAL赤外線画像

 

可視画像は視野角85°に対して赤外線画像は視野角57°のため、撮影範囲は赤外線画像の方がひと回りほど小さくなります。

画面右側に移っているノートパソコンの排熱口がかなり熱くなっていることが分かります。

 

MAVIC 2 ENTERPRISE DUALの赤外線カメラは、小さいながらも最新技術である赤外線画像に可視画像の輪郭をリアルタイムで重ね合わせて、赤外線画像を見やすくするFLIR MSX技術も搭載されています。

 

更にノーマルMAVIC 2にはない大きな特徴として機体上部に拡張ポートを備えており、強力なスポットライト、大音量スピーカー、暗闇での視野性を高めるビーコン(白色閃光灯)を装着することができます。

 

スピーカー

 

ビーコン

 

MAVIC 2 ENTERPRISE専用のハードケースが標準でついてきます。

 

ケース内部※写真の予備バッテリ2個と画面左上の充電ハブは、後から追加したもので標準装備ではありません。

 

向かって画面右側に並んでいるのが、上部拡張ポートに装着できるスピーカー、スポットライト、ビーコンです。

 

 

機体です(アーム収納状態)。これだけ見るとMAVIC 2 PROと何ら変わりはないように見えます。

 

デュアルカメラです。画面向かって右側が赤外線カメラで左側が可視カメラとなっています。よくここまでコンパクトにできたものと感心します…

 

機体上部の拡張ポート(蓋を取ると接続ポートと固定するネジが現れます)

 

スポットライトを装着したところ

拡張ユニットの操作は、いずれも飛行アプリ「DJIパイロット」画面上で可能となっています。

 

機体下面※中央の黄色い2つの丸いものはフラッシュライト(補助ライト)です。飛行中はビーコンの役割を果たし、また着陸時には地面を照らして暗闇における下方ビジョンシステムを補助する役割もあります。

 

飛行アプリ「DJIパイロット」の飛行画面(赤外線画像) 画面任意の場所の絶対温度が測定できます。

 

また画面内の選択範囲内での最高温度ポイントと最低温度ポイントをリアルタイムでトラッキング(追従)しながら表示し続けることも可能となっています。

 

FLIR MSX技術のおかげで赤外線画像が非常に見易くなっています。

 

同時に撮影された可視画像

 

太陽光パネル(可視画像)

 

太陽光パネル(赤外線画像)

アスファルトが非常に熱くなっているのが分かります。

 

弊社練習場(可視画像)

 

赤外線画像 エンジンをかけているため車のボンネット部が熱くなっているのが分かります。

 

モルタル吹付のり面(可視画像)

 

赤外線画像

 

コンクリート表面(可視画像)

 

コンクリート表面(赤外線画像)

 

 

赤外線カメラはモノによってはまだ100万円以上する高額な商品ですが、このMAVIC 2 ENTERPRISE DUALはMAVIC 2 PRO 2台分くらいで購入ができるため、まさに赤外線カメラ入門機としては最適な製品となっていると思います。

 

 

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DJI Phantom 4 RTK 「地形認識モード」

DJI Phantom 4 RTKユーザーの皆様へ朗報です。

 

先月のアップデートで自立飛行モードに「地形認識(追従)モード」が追加されました。

これまで写真測量は一定の高度でしか撮影ができなかったため、高低差のある現場ではみなさん苦労して、そして何とか工夫しながら撮影されていました。

 

このモードを使うと予め作成して取り込んだ地形データに沿った写真測量のプランニングが可能となります。

地形データは、PhotoScanなどのSfMソフトウェア等を用いて、DSM(デジタルサーフェスモデル)をGeo tiffとtfwデータで作成しておきます。

作成したデータは、マイクロSDカード直下にDJI/DSMフォルダを作成し、ファイル名と同名のフォルダ内にコピーしてPhantom 4 RTK送信機にセットしておきます。

 

起動画面の設定アイコンからマイクロSDカードアイコンをタップして地形データの取り込みを行います。

 

上部の選択タブから「DSMファイル」を選び作成したデータを選択して「インポート」をタップします。

 

初期画面に戻り、「計画」ボタンから「地形認識モード」に入ります。

 

取り込んだDSMデータを選択します。

 

取り込まれたDSMデータの範囲が衛星写真に反映されます。「タスクを計画」をタップします。

 

「2D写真測量」モードと同様に撮影範囲を設定し、続いて高度、カメラ設定、ラップ率の設定などを行います。

ここの高度とは離陸ポイントからの飛行高度ではなく、インポートした地形高度に対する高度となりますので注意が必要です。

 

計測範囲(変化点)は取り込んだ地形データの範囲内にしか作成することは出来ません。

 

「2D写真測量」画面とは違って、画面下に取り込んだ地形と地形に沿った飛行ルート、高度が表示されます。

 

全ての設定が終わったら、名前を付けて保存しておきます。

ここまでの計画は、撮影現場でなくても送信機のみで行えます。

 

現場についたらPhantom 4 RTKを起動させ、飛行準備が完了してから、計画タブから飛行プランの「開始」をタップします。

 

写真の空いているところをタップすると設定内容が再度表示され、必要に応じて確認修正が行えます。

 

設定内容に問題がなければ、「保存」から「開始」をタップします。

 

おなじみのスライド画面が表示されます。ボタンをスライドすると飛行開始します。

 

こちらがベースになるデータを作成したこれまでの写真測量モードのデータです。

撮影高度は一定の高度になっています。

 

こちらが「地形認識モード」で撮影したデータです。

 

 

事前に作成したDSMデータの高度と実際に飛行する際の高度の基準が同じであることに留意して下さい。

皆さんも十分に事前の動作確認をしてから試してみて下さい。


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