東行記念館
東行記念館は東行庵の敷地内にあります。
高杉晋作100年祭記念事業の一つとして、
昭和41年4月14日、つまり晋作の100回忌に開設されたそうです。
建物に入ると受付があり、入館料を払います。
大人300円です。
受付の奥にはちょっとしたミュージアムショップがあり、
晋作や奇兵隊に関する書籍やグッズが販売されています。
右奥は講堂です。
今年の4月14日はあいにくの雨天だったため、
ここで152回忌の法要が行われたそうです。
スリッパに履き替えて、2階に上がります。
2階部分は「下関市立東行記念館」といい、
下関の博物館の分館的な位置づけになっているようです。
階段を上がってまず最初に目に飛び込んでくるのがこれです。
小倉戦争の際、戦利品として持ち帰ったといわれる灯篭です。
続いて、室内の展示を見てみます。
晋作の正妻である、マサさんと、忘れ形見の東一の写真です。
晋作愛用の三味線
晋作が使っていた萩ガラスのグラス
四国連合艦隊との講和の際 身に着けていた衣装
功山寺で決起する際、身に着けていた甲冑
功山寺で五卿にあいさつする姿を描いた絵
小倉戦争を離脱し、静養に入った自らを描いた絵
桜山招魂社設立の際、詠んだ詩
などなど、晋作の生き様に触れられる貴重な展示物がそろっています。
東行記念館は月曜日が休館となっていますので、ご注意下さい。