巨人の大村三郎外野手(35歳)がフリーエージェント(FA)権を
行使する意向を表明した。
大村は今季途中に交換トレードで巨人に加入。巨人移籍後の
最初の試合でホームランを放つなど勝負強さを見せたが、
代打での起用が多く、先発出場は21試合にとどまった。
「(プロ生活で)一番悩んだ。とにかく試合に出たい」と
国内他球団への移籍を模索する。
また、すでに行使の意向を球団に伝えている鶴岡一成捕手
(34歳)も手続きを始めた。鶴岡は
「自分で選んだ道。必要としてくれる球団があれば」と話した。
どちらも古巣への復帰が濃厚だが、その他の球団も
興味を示すだろう。ともあれ、これで巨人から複数の選手が
FAで移籍、流出という事態はまぬかれない。