札幌競馬場で行われた第46回札幌2歳ステークスは、秋山真一郎騎手騎乗の1番人気
グランデッツァ(牡、平田修厩舎)が好位3番手追走から最後の直線で抜け出すと、
最後まで一杯に追われることなく余裕をもっての勝利となった。勝ちタイム1分50秒8(稍重)。
2着に2番人気ゴールドシップ、3着に5番人気マイネルロブストが入った。
レースはニシノスタイルがハナを切り。グランデッツァは終始3番手を追走。
スタートで後手を踏んだゴールドシップは後方2番手で脚をためた。
グランデッツァは、最後の直線に入ると軽く仕掛けられただけで一気に先頭へ。
追いすがるマイネルロブストを尻目に、あっさりと勝利を決めた。2着争いは
内から伸びたゴールドシップがマイネルロブストをゴール寸前でかわし2着に。
グランデッツァは父アグネスタキオン・母マルバイユ・母の父Marjuで、半姉に桜花賞馬
マルセリーナがいる血統。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。秋山真一郎騎手、平田修調教師ともに
札幌2歳S初勝利。
ゴールドシップも秋山騎手が騎乗してきたが、OP勝ちのゴールドシップではなく
未勝利勝ちのグランデッツァを選ぶ形になった。それだけに負けられなかっただろう。