2011 シリウスステークス結果 | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
2015年9月より、新たにブログを作成し
そちらをメインブログとしております。
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 阪神競馬場で行われた第15回シリウスステークスは、武豊騎手騎乗の5番人気
ヤマニンキングリー(牡6、河内洋厩舎)が道中2番手から最後の直線で抜け出し
1着となり、初ダートで重賞勝ちを決めた。勝ちタイム2分4秒3(良)。
 
 2着に4番人気キングスエンブレム、3着には2番人気フサイチセブンが入り、
1番人気に支持された3歳馬タガノロックオンは4着に終わった。

 2009年札幌記念でブエナビスタを破って以来、2年間勝ち鞍から遠ざかっていた
ヤマニンキングリーだったが、初ダートをものともせず、鮮やかな勝利を飾った。
ハナを切ったタナトスの後ろにぴたりとつけ、砂をかぶらずロスも少ないコースどりで
最後の直線に入り先頭に立つとキングスエンブレムら後続を寄せ付けず、2馬身半差で勝利を飾った。

 ヤマニンキングリーは父アグネスデジタル・母ヤマニンアリーナ・母の父サンデーサイレンス
という血統で通算成績29戦7勝。重賞は2008中日新聞杯、2009年札幌記念に続き3勝目。
武豊騎手は1999年ゴールドティアラ(当時は1400)以来、12年ぶり2度目のシリウスS優勝。
河内洋調教師はシリウスS初勝利。

 タナトスが行ってくれて、ヤマニンキングリーにとっては競馬がしやすくなったが
初ダートで重賞勝ちはなかなかできるもんじゃない。
しかし考えてみればアグネスデジタル産駒、血統からはこなせる下地はあったか。
トップハンデフサイチセブンは3着、3歳馬タガノロックオンは4着どまりというのは
いかにもこのレースらしい結果ではある。