2011 マーメイドステークス結果 | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
2015年9月より、新たにブログを作成し
そちらをメインブログとしております。
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 阪神競馬場で行われた第16回マーメイドステークスは、

太宰啓介騎手騎乗で2番人気のフミノイマージン(5歳、本田優厩舎)

が最後の直線で外から差し切り1着となり、重賞2勝目をあげた。

勝ちタイム2分0秒4(良)。2着に内をついた7番人気

ブロードストリート、3着には13頭立て13番人気のアースシンボルが

入った。


 レースはハナに行くと思われたセラフィックロンプやプロヴィナージュ

が行かず、ポルカマズルカとディアアレトゥーサが併走する形で

進み、前半1000メートルを61秒2で通過、13頭がほぼ一団。

フミノイマージンは出遅れて後方からの競馬となったが、

最後の直線で外に持ち出すと抜群の瞬発力で一気に前を捕らえた。


 フミノイマージンは父マンハッタンカフェ・母シンコウイマージン・

母の父Dixieland Bandという血統で、JRA通算18戦6勝。

重賞は2011年福島牝馬S(新潟)に続いて2勝目。

太宰騎手、本田調教師ともにマーメイドS初制覇となった。


 スローで上がりの競馬になったが、一団で流れたため

後方の馬も実は追い込みやすいレースだった。

上がり3F34秒3のフミノイマージンが順当に差し切り、

中団のインで脚をためていたブロードストリートが

2着につっこんで昨年の愛知杯以来の連対。

3着争いは後方から追い込んだイタリアンレッドとアースシンボルの

競り合いとなったがアースシンボルが先着。

抜けたシンガリ人気だったが、ここ数戦はダイヤモンドSとか

目黒記念とか、牡馬相手の長距離重賞を使っていたため

大敗もやむなしだった。母父リアルシャダイで2400の準OPを

勝っているとはいえ、オープンではこのくらいの距離のほうが

いいのかも。