阪神競馬場で行われた第15回プロキオンステークスは、
岩田康誠騎手騎乗の4番人気ケイアイガーベラ(牝4、平田厩舎)が
大外枠から好スタートを切ってハナを奪うと、最後の直線では
後続を突き放し、逃げ切ってレコード勝ち。勝ちタイム1分21秒8
(稍重)。4馬身差の2着に2番人気サマーウインドが入り、
圧倒的1番人気に支持されたナムラタイタンはサマーウインドに
ハナ差届かず3着に敗れ、ディープインパクト以来となる
デビュー7連勝はならなかった。
勝ったケイアイガーベラは、父SmartyJones・母アンナステルツ・
母の父Danzigという血統で、通算10戦6勝(うち地方1戦0勝)。
重賞は初制覇。岩田康誠騎手と平田修調教師ともに
プロキオンSは初制覇となった。
ま、プロキオンS(というか阪神ダート1400)は
圧倒的に外枠有利なうえに、意外と先行争いが激しくならず
ケイアイガーベラにとっては楽な展開だった。一方、
ナムラタイタンは最内枠。その時点でかなり不利だったが
時計の早い決着というのも苦しかったか。それほど悲観する
内容ではない。
ケイアイガーベラ(とグロリアスノア)は馬体重2ケタ増が気になり
押さえなかったが、どうせナムラタイタンが3着だからどうでもいい。