プロ野球、パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージが
Kスタ宮城で開幕。ホームの熱い声援を背に、パ2位の楽天が
先発全員安打を記録するなど、パ3位ソフトバンク投手陣を粉砕。
投げては先発した岩隈久志投手が4失点ながら完投を果たし、
11-4で楽天が先勝。パ優勝の日本ハムと対戦する第2ステージ
進出に王手をかけた。
試合前の全体ミーティングで、野村監督が約5分間の訓示。
選手やコーチに向かって自身の去就を明言した。
「私事で申し訳ないのですが、最後通告がありました。島田社長に
確認したが、日本一になっても続投はないとのことだった」。
また、「ここで心を一つにしなければ、もう一つにするチャンスはない」
とも話し、自身の解任問題やリンデン選手の件でゴタゴタしたチームを
もう一度一つにまとめる効果は十分あったのだろう。1番で起用された
高須が一回の第1打席で難敵・杉内から先頭打者アーチ。序盤に
7点をあげ、一気に勝負を決めた。
これで楽天の優位は絶対的。
ソフトバンクは巻き返しなるか?