東京競馬場で行われた第60回毎日王冠は、横山典騎手騎乗の
カンパニー(牡8、音無厩舎)が道中は好位のインを追走、最後の
直線で逃げ粘る1番人気のウオッカ(牝5、角居厩舎)を差し切り、
1分45秒3(良)で勝利した。カンパニーは今年の中山記念以来の
重賞制覇で、東京競馬場での初勝利となった。
レースはウオッカが好スタートを決め、他に行く馬がおらず先頭。
昨年のVTRを観ているかのようなレース運びだったが、最後に
『GIでは善戦どまりのGII大将』に差されるというところまで去年と
同じ結果に。ウオッカから2馬身差の3着には、人気薄ながら
東京巧者のハイアーゲーム(牡8、大久保洋厩舎)が入った。
カンパニーは父 ミラクルアドマイヤ ・母はブリリアントベリー・
母の父ノーザンテーストという血統。通算33戦10勝で、重賞は
2006年京阪杯・大阪杯・2007年関屋記念・2008年中山記念・
読売マイラーズカップ ・2009年中山記念(GII)に続いて7勝目。
これまで府中では天皇賞・秋の3着が最高だったが、
府中での初勝利が殊勲の重賞勝ちとなった。
スマイルジャックは?ヤマニンキングリーは?
頼みの綱だったナムラクレセントは最後にハイアーゲームに
差されてるし。まあ、ハイアーゲームも好時計で青葉賞を勝ったり
東京は走るけどさ。