ターフの魔術師 | kan-sukeのアメブロ

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観劇した舞台のことなど書いていました。
2015年9月より、新たにブログを作成し
そちらをメインブログとしております。
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定年を迎え、武邦彦調教師(70歳)が24年間の調教師生活

最後の日を迎えた。管理馬6頭が出走。このうち、阪神2Rで

四男・武幸四郎騎手騎乗のエーシンウォーマンが勝利し、

これが調教師としての最後の勝利となった。

 武邦彦調教師は1938年10月20日生まれ、京都府出身。

 57年に騎手としてデビューし、72年にはロングエースに騎乗し

日本ダービー初制覇。翌73年にはタケホープで菊花賞を、さらに

76年にはトウショウボーイで有馬記念を制するなど数々の大レースを

制覇し、『ターフの魔術師』の異名をとった。騎手として1163勝の

成績を残し、85年に調教師免許取得。代表管理馬として、三男・

武豊騎手が主戦を務めたバンブーメモリー(安田記念・

スプリンターズS)や、四男・武幸四郎騎手がJRA初勝利を

いきなりGIIで飾ったときのコンビオースミタイクーン(マイラーズC)、

朝日杯を勝ったメジロベイリーなどがいる。JRA重賞はGI3勝を含む

18勝、通算成績はJRA4193戦375勝。

このうち、武豊騎手騎乗で137勝、武幸四郎騎手騎乗で85勝を

マークしている。

武邦彦調教師のコメント:
「あまり終わりという感じがしません。今日も出走馬がたくさんいて、

行ったり来たりと忙しかったため、もうしばらくしてから阪神や京都に

仕事で行くことがないと思うと実感がわくかもしれません。

競馬を見るのが大好きですので、今後も時間があれば、

競馬場に行きたいです。競走馬はきれいですし、競馬は素晴らしいと

思います。思い出はGIを3勝しましたので、その馬はもちろんですが、

その他の未勝利の馬も含めてすべて良い思い出が一杯です。

悔いはありません。馬主さん、厩舎スタッフや競馬サークルの皆さんに

優しくしていただき、良い人ばかりでした。

今後は、競馬を騎手になったつもりで見ていきます」

【武豊騎手から武邦彦調教師へのコメント】
「長い間ご苦労さまでした。

 これからはゆっくりと競馬を見て楽しんでもらえたらと思います」

【武幸四郎騎手から武邦彦調教師へのコメント】
「お疲れさまでした。寂しいですけど、これからも時々

 応援に来てもらいたいです。競馬が趣味の人ですから、

 これからも競馬を見ていると思います」