松田望
さんを江戸時代末期(多分1865年頃)にアイルランドのダブリンのグラブ社(Grubb)で製造されたレンズで撮影。約175mm F3.5。ペッツバール型。グラブ社はグリニッジ天文台などの天体望遠鏡を製作したことで有名ですが、写真用のレンズも製造していました。
ポートレートなら大変シャープな写真を撮ることができます。ただし、焦点面が曲がっているので、風景などの平面的なものは周辺がボケてしまい、うまく撮影できません。この写真は蛍光灯照明を左右から二灯当てたフラットなライティングですので、肌が滑らかに写りなす。
顔の陰影をつけようとして右からのライトを強くしたのですが、ちょっとコントラストがつきすぎて肌の滑らかさが失われました。江戸時代のレンズとはいえ、とてもシャープなので注意が必要です。